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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『シリアの花嫁』をギンレイホールで観る男ふじき

映画祭で観客賞を取ってる映画という事で、面白いです。
ぴあの観客ランキング1位を取ってる映画は外れが多い気がしますが、
映画祭で観客賞を取ってる映画は大体、大丈夫です。
という事で、かなり立派に面白い映画です(しかも硬くない)。

イスラエルに住む政治的な理由から
無国籍を強いられている家族の次女が隣国シリアの昼メロ男優の元に
嫁に行く事になった。彼女の家族には様々な問題があり、
結婚式も国の事情で頓挫しかねそうな雰囲気だ。
本当に彼女は嫁に行く事が出来るのか。

この家がサザエさんを思わせる大家族です。
ちょっとなぞらえてみよう。

ナミヘイは政治問題で投獄され、釈放されたが、保護観察の身。
それなのに、デモがあると逮捕の危険も顧みず、近所への体面から参加してしまう。
長女サザエの結婚生活は破綻している。
サザエの兄弟のカツオが宗教戒律の違うロシア人と結婚してしまったり、
サザエ自身が進歩的だったり、
サザエの子供のタラオが政敵のスパイと自由恋愛してたりする事で、
ダンナのマスオは周りから家族をまとめられないダメ旦那の烙印を押されているのだ。
夫婦仲が冷えていくサザエとマスオ。
カツオはロシア人と結婚してしまった為、ナミヘイに勘当され、
仲直りしたいが、ナミヘイの御近所が許してくれない。
ワカメはこれから結婚というのに、結婚したら国外に出てしまい、
二度と家族への再会はかなわないという境遇に落ち込んでいる。

こんな感じ。

わっはっは。陰々滅滅なサザエさんだこと。

こう、書いてると悲惨な話っぽいけど
(そりゃあ、まあ、そういう一面はなくはない)
映画、観てる最中に「辛い感」は全然ない。

人生込みの、凄いホーム・コメディです。

ちなみに、花嫁の姉ちゃんは倍賞美津子似。
花嫁は美人なんだけど、美輪明宏似なのがちょっと
(どころか、かなり)惜しい。



【銭】
ギンレイホール、会員パスで入場。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
シリアの花嫁@ぴあ映画生活
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