言わば、鉄男を見続けないと手が震える、とか、
鉄男を見続けないと呼吸が過呼吸になるみたいな人の為に作られている。
一般観客は置いてけぼり。
今回はストーリーもなく(正しくなく)、
ただ、深く重い感覚を追求する事のみに絞られた映画になっていた。
できない訳じゃないんだから、ちゃんと筋作ってやろうよ、と思った。
でも、ずっと塚本を観てる身としては、
しょうがないけどそれなりに可愛い映画だ。
石川忠の曲がムチャクチャな轟音でかかるのは忘我の気持ちよさ。
結局あれだけやって、ラストは
「♪愛があれば大丈夫」って、それは違うんじゃないの。
鉄男は理屈の映画じゃないから、地球や宇宙の一つや二つを
滅ぼしても誰も困らないんだから、行く所まで行っちゃえば良かったのに。
【銭】
前売券を1500円で購入。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・鉄男 THE BULLET MAN@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事にトラックバックを付けさせて貰ってます。お世話様です。
・鉄男 THE BULLET MAN@LOVE CINEMAS調布
・鉄男 THE BULLET MAN@カノンな日々
PS 英語版が作りたいって話だったら、
別に外人俳優を連れてこなくても良かったのに。
エリック・ボシックは際立って悪くはないけど、
なんかそれなりに日本人風の顔立ちの外人でもあり、
それだったら、もっと普通に睨みにドスが効く
日本人の役者がいっぱいいると思うのだ。
スポンサーサイト