武力対抗戦で勝負を付ける、
その勝負に途中から風紀委員が割り込んできて
それぞれが望む正しい学園を主張する。
うわあタコな話だ。
タコな話に目を見張る画力、青い正論。
それにしても、ここで到達点として目指そうとしている
全体主義のように「清い学園」というのは、いまや「番長」同様、
マンガの中にしか存在しないのではないだろうか。
誰もそんな息苦しい、正しいだけの水槽で暮らしたいとは思わない。
あまりに汚れた水槽もいやだけど、「粛清」を必要とするような
キンキンに緊張感に満ちた世界もみんな空気として望んでいないだろう。
単にまったりとした、だらけた日常。それでいいっしょ。
だから、設定は近未来とかでもなさそうなのに、
気持ちが日常と乖離しすぎているので、SFにしか見えない。
えーと、うーん、実はSFだったらゴメンね。
スポンサーサイト