fc2ブログ

『蘇る玉虫厨子 時空を越えた技の継承』銀座テアトルシネマ

まあ、お分かりだろうとは思うが、タイムトラベルものではない。

飛鳥時代に作られた国宝・玉虫厨子を同じ素材を使って、現代の匠の手によって、レプリカを作ってみようというプロジェクトのドキュメンタリー。

一生懸命を観るのは嬉しい。美しい物を観るのも眼福だ。
ただ、そんなに面白くないのは素人が置いていかれちゃうからだろう。プロが語るオリジナルの凄さはプロの知識に裏打ちされた物だ。それがどんなに凄いかはプロでなくては分からないだろう。ただ、それを言葉でプロが説明してもピンと来ない。もっと客観的にデータなども入れながら補足すべきだろう。
とはいうものの、評価は特に良くも悪くもなし。絵的には圧倒される部分もなくはない。

販売用プレス(\200)に三国連太郎が「映画の制作現場をふくめ、本当のモノづくりというのは、それに取り組む職人の誠意だと思います。そしてプライドを持つこと。」と書いてあるけど、その販売用プレスには誠意がこもっていない。映画を観終わって、実物、それが適わないのなら紙の上でも、その美しさを堪能したい、その為にプレスを手に取るというのに、プレスには全然、いい写真が使われていない。使われているカラー写真は一枚だけで、チラシと同じ図案。チラシより寸を少しだけ大きく刷ってる為か、チラシよりプレスの解像度の方がボケてる感じ。お前ら、ちゃんと仕事しろ。

ところで、玉虫厨子を作る為に使われた玉虫の命については、仏教では何の問題にもしないんだろうか(輪廻転生を肯定するんだから、基本、殺生に加味しちゃいかん筈なんだけど)。映画の中で何も触れられていなかったのが、居心地が悪かった。玉虫からみたら、レザーフェイスの家具みたいな物で、厨子は人の皮の貼り合わせで出来てるみたいなもんだから、とてもホラーなもんじゃないだろうか。

【プレイガイドで前売券1000円で購入(当日1200円だから200円だけオトク)】
スポンサーサイト



コメント

非公開コメント

プロフィールだ

fjk78dead

Author:fjk78dead
ふじき78
映画を見続けるダメ人間。
年間300ペースを25年くらい続けてる(2017年現在)。
一時期同人マンガ描きとして「藤木ゲロ山ゲロ衛門快治」「ゲロ」と名乗っていた。同人「鋼の百姓群」「銀の鰻(個人サークル)」所属。ミニコミ「ジャッピー」「映画バカ一代」を荒らしていた過去もあり。

最新記事だ
検索できるんだ
最新コメントだ
最新トラックバック(直結)だ
俺のリンク集
カテゴリだ
月別アーカイブ(タブ)
カレンダー
03 | 2024/04 | 05
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 - - - -
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる