◆『Mr.バブルガム』
一本目。
あれ、割と普通だな。
セーラー服のカラーとスカートの鮮やかさがいいなあ、とか程度の感慨しか持たず。小道具や冒頭、中年男に少女が絡んでいく出だしは新鮮。映画の締めはそこなのか?という疑問が残る。
◆『くらげくん』
わ、これは「好きにならなかったら嘘でしょ」という映画だ。
かーいらしいし、切実で、真摯で、嘘つきで、詩情がある。
短編として短くまとまってる分、破綻がない。
◆『ゲルニカ』
これ、今回の中で一番好き。
遠くへ旅立ってしまう少女から少年が与えられた約束
「×××を××××××」
少年は大きな傷の痛みを丹念に思い出し、記録するかのように写真を撮る。
少年は原罪を与えられて捨てる事を許されないアダムのようだ。
ラストはなはだ居心地悪そうに少年が手に入れるそれは
少年にとっても少女にとっても救いであるのだが、
それはいずれなくなってしまうものだ。
それが近くにあると、少年はそれに蝕まれてしまう。
ラストは救いなのか、救いじゃないのか。
どちらにも解釈できると思う。
◆『ゆきだるまとチョコレート』
少年が雪だるまを仲介にして欲している物が何であるかがよく分からなかった。
【銭】
当日券900円で入場。
▼この記事から次の記事に初期TBを付けさせて貰ってます。お世話様です。
・片岡翔@LOVE Cinemas調布
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