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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『ザ・ライト』を109シネマズ木場7で観て、映画は案外退屈なんだけど宗教談義は盛り上がってしまう男ふじき☆☆

五つ星評価で【☆☆キャンディ・キャンディとは無関係なアンソニー、演技よりメイクのりがよかった気がする。映画その物はちょっと退屈】

ええと、結局、バチカンがエクソシストの育成を行ってるという豆知識が面白いのであって、後はその肉付けに過ぎない。

アンソニー
アンソニー
アンソニー

ああ、『キャンディ・キャンディ』では初恋の象徴みたいな名前だったのに、
爺さんの上に悪魔にも疲れる。
「疲れる」じゃないよ「憑かれる」だよ、ワープロ。
私、演技よりメイクが上手いな、と思った。
他のブログではみなさん、演技押しなんですが。

それにしても悪魔は何でも知っている。
何でも知っている悪魔には勝てないと思う。

「少女の身体から出ていけ!」
「そんなこと言ってる神父のお前、神学校初登校の初日にオナニーしただろう!」

勝てない。
勝てない。
こんな奴らには本当は勝てない。
だって「知は力」。
全てを知っているという事は世界の根源であるアカシック・レコード(根本原則=神)に繋がっているという事であり、神に繋がっている物を打ち滅ぼすことは本来できないだろう。でも、打ち勝ってしまう(打ち滅ぼしてまではいないと思う)。

何で打ち勝ってしまうのか。

それは「根性」。

ホントかよ。

この辺に理屈が欲しかったですね。

さて、神に繋がっている悪魔はそれゆえ、神の世界の成立条件にも縛られる。他者に名前を知られると力を失うのである。これは最初に何もなかった<無>の世界に神が<言葉>をもたらした事により、世界が成立したとするユダヤ教の世界生成神話による(えーと、多分そうだったと思う)。名前を知られる事はその物の作られ方(=壊され方)を知られる事であり、絶対の弱点である。つまり、神は全てのルールであり、そのルールの元に悪魔も存在する。ルールをうまく使いこなせる者が勝者だ。一応、理屈はあってる。でも、その勝つ為の法則が根性とか我慢ってのは何かねえ。

ええと、で、このルール、実は映画『エクソシスト』では成立していない。
何故かと言うと『エクソシスト』に出てくる悪魔パズスはキリスト教、ユダヤ教とは異なる宗教から発掘された古代の悪魔だからだ。だから、常識的には<名前>のルールは使えないし、キリスト教の教えによるエクソシズムは使えない筈なのだ。じゃ、どうするのか。
根性と我慢(笑)。あと機転。
『エクソシスト』の方が宗教的にはルール違反だが面白い展開を見せるのは、本来のエクソシズムを逸脱して勝利を収めるからである。

ちなみに、『エクソシスト』が名前のルールで古代の悪魔を駆逐してたらどうだったろう。それは一神教宗教体系(他の神様を認めない宗教体系)から言ったらありえなくはない展開だ。だが、それを許すと何でもありになってしまう。相手が宇宙人であっても未来人であってもロボットであっても涼宮ハルヒであっても応用が利く事になる。これはある意味、最強だ。

それは既に宗教という枠組みを離れて呪術であるだろう。
呪術としてのエクソシズム、おもろいなあ。
あ、『GS美神』の神父さんは割とそれに近い位置にいるのかもしれない。

なんか美食を求めて遠い遠いところを旅して、最後に辿りついたのが下町食堂みたいなオチになってしまった。



【銭】
109シネマズ毎月10の日はファン感謝デー価格1000円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
ザ・ライト -エクソシストの真実- @ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
ザ・ライト@Love Cinemas調布
ザ・ライト@新・映画鑑賞★日記
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ザ・ライト@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
ザ・ライト@No Movie, No Life

PS しまった。ライト兄弟の映画だと思って見に来たのに。
 ちなみに「ライト」とは「儀式」の意味。
 「儀式兄弟」か。魔術で飛行機とばしてそうで、それはそれで面白そうだな。
PS2 ムチャクチャ不謹慎な話を書くと、
 悪魔よりもアンソニー・ホプキンスが赤ふん一丁になって
 「ベッドをともにするように」と命令する方が怖いと思う。
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