ベン、なかなかやるじゃん。
でも宣伝間違えて「屈指の名作」みたいな売り方しちゃったから
この手の役者監督の映画まで旺盛に拾う映画マニアの反感を買ってしまった。
『SUPER8』の誉め宣伝もそうだけど、ただ闇雲に誉めればいい訳ではない。
的確に誉めないと観客が敵になる。
難しい時代っすね(いや、正しいとは思うけど)。
って事で、銀行強盗を生業とする家系に育った
主人公がたまたま強盗に入った女支配人にアチチになって
やめたいよー、だけど町の金髪美女とのSEXはやるぜ、とか悩む映画。
観たのが7カ月前だから、もう印象しか残ってないんだけど
「やるな」って感じ。
監督兼主役のベンは顔立ちが冷たいから犯罪者に似合ってる。
この顔は………オリラジのあっちゃんと傾倒的に繋がってるな。
津軽百年食堂の食堂裏で猟銃に油をさすあっちゃん、割といいかも。
でも、なんか、あっちゃんの犯罪は成功率低そうだ。
で、その一人成功率あげ男ベン・アフレックの幼馴染兼片腕兼考えなしキレ野郎
を演じるのがアカデミー『ハート・ロッカー』のオスカーノミネート俳優
ジェレミー・レナー。あれとこれしか知らないけど、うまいね。
うまいから、うまいから、イライラする。
キー
あと、遺作ではないだろうけど遺作に近い作品になった、
でか鼻じいさんピート・ポスルスウェイトがいい顔だ(あくでえ、いい顔)。
あの爺さんが花屋って「何かヤバそうだよな」ってまんまそのまま。
町の黒幕の花屋って………これからは町で花屋さんを見かけても
決して油断しないようにしてください(消されちゃうぞ)。
日本だったら石橋蓮司あたりじゃないかな(勿論もちっと若い頃だけど)。
今だったら『冷たい熱帯魚』のでんでんの怪演イメージがあるからそっちか。
熱帯魚屋も油断しないようにしてください(透明にされちゃうぞ)。
【銭】
レイトショー割引で1200円。
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