こういう単純なアイデアで燃えるような見せ場の映画、もう出来ないんだろうか。
もう、内容がどうとか、
誰がどうとかじゃなくって、
どこもかしこも面白い。
試合前の計画や作戦遂行の面白さは『大脱走』に通じるが、
こっちの方がゴロツキがいい加減にやってる事が、
世慣れたテクニックで上手く進んでしまう、軟弱な面白さがある。
ああ、しかし、所長の秘書の姉ちゃんの髪型は
『フランケンシュタインの花嫁』みたいで凄かったなあ。
バート・レイノルズが先輩囚人に質問をして決断を下すところと、
ラストのボールの下りがやっぱり一番いい場面だなあ。
あんなにずっと面白いのにそういう名場面がさりげなく入ってるのが凄いなあ。
今、同じ設定をやったらきつい感じがする。
刑務所内同性レイプはあるは、囚人は陰湿な連続殺人鬼ばかりだは、
まだ、『ダイナマイトどんどん』の方がありえそうに思えるくらいだ。
原題は『ロンゲスト・ヤード』でなくて、『MEAN MACHINE』なんだ。
MEAN MACHINEは囚人チームのチーム名で、字幕では「殺人タンク」と訳されていた。
確かに、そのままのタイトルの日本公開は無謀だな。
日本語英語タイトルは上手いと思う。拍手してあげよう。パチパチ
【銭】
午前10時の映画祭で1000円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・ロンゲスト・ヤード@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
・ロンゲスト・ヤード@新・映画鑑賞★日記
PS アダム・サンドラーでリメイクされて、観てる筈だけど全く覚えてない。
まあ、大した作品じゃなかったんだろう。