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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『ネスト』『ぼくのエリ 200歳の少女』を新橋文化で観て、どっちもエッチイなふじき☆☆☆,☆☆☆

カルト人気の2作。
観た直後は色々言いたい事があった筈だが、
油断大敵、ほったらかしてる間にかなり雲散霧消してしまった。


◆『ネスト』

五つ星評価で【☆☆☆ホラーとしては手堅い作りの佳作。ただ記念作品とかにはそぐわない一本】

ケビン・コスナーデビュー30周年記念作品。
いやあ、ハリウッドで一番ぶいぶい言わせてた男が
B級映画を記念作品に据えるのはどうかな。

ケビン・コスナーも、もうしっかり父ちゃん役の年齢だ。

成長期の娘はマウント・ウォーカーという
得体のしれない生き物に操られているらしく、
真夜中に泥だらけになって戻ってくる。
いやらしい連想を働かせてください、
と言わんばかりの設定だ。




◆『ぼくのエリ 200歳の少女』

五つ星評価で【☆☆☆なるほど】

『ポーの一族』をもう少しリアルにやるとこうなるのかな。
主人公の金髪少年が何となく「嫌な奴オーラ」がぷんぷん出すぎているので、
苛める側を非難する気にならない。

この少年が色白で金髪碧眼。
ナチスの優生学に基づく見本みたいな容姿をしている。
もう一人のエリは黒髪、黒目。
ユダヤっぽい。
ユダヤは汚れた金の力によって世界を蹂躙する怪物(=神)の暗喩ではないか?

ナチス(第三帝国)が提唱する千年王国は次のような思想を内包してる
(ウィキ「千年王国 新宗教とナチス」から抜粋)

> a この世は悪に染まっており、
> b 全面的に改変する必要があり、
> c それは人間の力では不可能で、神のような者によらねばならず、
> d 終末は確実に、そろそろやってきて、
> e 来るべきミレニアムでは、信徒以外は全員居場所を失う、
> f そのため、信徒を増やすべく宣伝しなければならない。

aの惡を主人公オスカーに対する苛め勢力とし、
cの超自然力をエリとするなら、
本来ユダヤが持っていた超自然的な力を暴走させる事により、
従来の人の世を終わらしめる。その猛威から逃れるためには、
等しく、オスカーとエリの軍門に下り同一化しなければいけない。

そんな物語だったのかもしれない。


【銭】
前売券700円で入場。
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