fc2ブログ

『透明人間』『怪物の花嫁』をシネマヴェーラ渋谷で観て、ふむふむほうほうふじき★★★,★★

特集上映「妄執、異形の人々・海外編」から1プログラム。


◆『透明人間』

五つ星評価で【★★★透明になるシーンはええなあ】


ピンクレディーの『透明人間』にインスパイアされた映画
(なんでそんな嘘を付くんだ、俺!)。


にしても、透明になるシーンはいいなあ。
白黒映画だからブルーバックないんだよなあ。
どうやったんだろう
………原始的に単に黒バックにすればいいのか。
顔を黒で覆ってその部分を二重撮り。
そういうメリエスのフィルム・テクニックの延長みたいな事を考えるのは何だか楽しい。


透明になると、性格が悪くなるというバンホーベンの『インビジブル』の設定が実はこの1933年の映画オリジナル譲りの物だという事を知る(ウェルズの原作にそういう設定はない)。但し、お色気の付加はバンホーベンが付けた属性なので、「それはいい。それはとても正当で妥当で王道だ」とうんうんうなづいてしまうのであった。ただ、この映画の透明人間の性格の悪さよりも、宿屋の女将の性格の邪魔くささの方が耐え難い事は記録に残しておきたい。


人間が透明になって悪意を持って行動すると、市民レベルでは大わらわと言うのは多分、今も昔も変わらない。警官が建物を人海戦術で包囲して、みんなで手を結んで包囲網を小さくしていくと言う、今考えるとどうにも大雑把な対抗手段も、リアル透明人間がいないんだからしょうがないし、逆に説得力がある。今だったら赤外線スコープで丸見え、つまらんなあ。




◆『怪物の花嫁』

五つ星評価で【★★思った以上に普通につまらん】

エド・ウッド初体験。

確かに「大の大人が真面目に撮ってこれかい」という感慨は抱かせるが、史上最低という冠は大袈裟な気がする。エド・ウッドだって、そんな称号は望んでいまい。

マッド・サイエンティスト宅に雨宿りしたいという村人を追い返しておいて後から誘拐とか、伏線になってない謎の複線みたいな展開が多数。確かに「常人」っぽくはない映画ではあるなあ、酔って脚本を書いたんちゃうんか。ベラ・ルゴシもご苦労様な感じだが、演技その物は変な棒読み演技なんじゃないかと思う。


【銭】
シネマヴェーラの会員割引で1000円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
透明人間〈1933年〉@ぴあ映画生活
怪物の花嫁@ぴあ映画生活
スポンサーサイト



コメント

非公開コメント

プロフィールだ

fjk78dead

Author:fjk78dead
ふじき78
映画を見続けるダメ人間。
年間300ペースを25年くらい続けてる(2017年現在)。
一時期同人マンガ描きとして「藤木ゲロ山ゲロ衛門快治」「ゲロ」と名乗っていた。同人「鋼の百姓群」「銀の鰻(個人サークル)」所属。ミニコミ「ジャッピー」「映画バカ一代」を荒らしていた過去もあり。

最新記事だ
検索できるんだ
最新コメントだ
最新トラックバック(直結)だ
俺のリンク集
カテゴリだ
月別アーカイブ(タブ)
カレンダー
03 | 2024/04 | 05
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 - - - -
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる