焼き肉のタレみたいな名前の
「ジャン・デュジャルダン(ジャンだけじゃん)」と
美女と言いたいけど、ちょっと躊躇しちゃったみたいな名前の
「ベレニス・ベジョ」のハーフトーンなメロドラマ映画。
役者が喋らない事を除けば、思った以上に普通だった。
ありがちな話だなあ、と。
男にはくだらないプライドが大事なのだってのが琴線に触れまくり。
これ、トーキーの波に乗れない大女優を、影になって支える男、と、
男女の配役を逆にしたら恐怖映画になっちゃうよなあ。
ラスト、男が女優に対して行っていた隠れストーカー行為が明らかになる、
女優に詰め寄る男、恐怖、愛犬が彼女を守ってくれる。
男って何か損だなあ。
焼き肉のタレみたいな名前の「ジャン・デュジャルダン」は甘いマスクで、
焼肉のCMやっていいよ、みたいに好演。
いや、この映画のチラシのビジュアルは「焼肉屋」よりは「パチンコ屋」かな。
デザインそのままで「パーラー・アーティスト本日開店」って
惹句が付いてても、そんなに違和感ない気がする。
チーン・ジャラジャラ、ライトと音響のど真ん中で、
賭場のように運命を賭ける。映画製作とパチンコは似てるかもしれない。
美女と言いたいけど、ちょっと躊躇しちゃったみたいな名前の
「ベレニス・ベジョ」さんはファニー・フェイスで良かったと思うよ。
【銭】
チケット屋で前売券を800円でGET。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・アーティスト@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
・アーティスト@映画のブログ
・アーティスト@或る日の出来事
・アーティスト@LOVE Cinemas調布
PS 『アーティスト』って題名はそんなドンピシャな感じがしない。
PS2 アカデミーを取って大作娯楽映画イメージが付いたのは
この映画に対する「呪い」である気もする。
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