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『ツナグ』を109シネマズ木場4で観て、涙もろいぞ俺ふじき★★★★

五つ星評価で【★★★★泣ける映画でいいじゃん】
  
泣ける。
爺ちゃんになって涙腺よわくなってるからね。
ちょっとの事ですぐ泣ける。お得に泣ける。
「泣く」のはデトックスらしいからツルツルつやつやだ。
劇場側が薄い催涙ガスか何かを流してるのかもしれないけど、
何にせよ、泣かされてしまうのである。

松坂桃李は透明な感じで良い。
今回は狂言回し的な立ち位置だけど、決して他者のドラマの邪魔をしない。

樹木希林はもう見る映画見る映画ヨボヨボなんだけど、
リアル樹木希林はオセロ騒動なんか見るとシャッキリしてる。役者よのお。
まあ、実生活ヨボヨボじゃあ、ロックンロール内田裕也に耐えられないだろう。


最初のエピソード
遠藤憲一×八千草薫
八千草薫さんの清楚な和服がいいわあ。
「美しい着こなし」という美学があるんだなあ。
遠藤憲一は生まれた時から
ガラの悪いオッチャンであったとしか思えないから
この配役は鉄板。


第二のエピソード
橋本愛×大野いと
大野いとはけっこうメイクで変わるんだな。
後から名前確認して大野いとと気が付いた。
確かに顔立ちは一緒なんだけど、空気感をこれでもかと変えてる。
うんまあ『高校デビュー』ってか、
『孝行デビュー』できなかった役なんだな(ダジャレだよ、俺)。
そしてそれを迎え撃つ橋本愛の演技が凄い。
橋本愛、普通にそんなに美人とは思わないんだけど、
あの演技の憑依っぷりは凄い。
人間の一番汚い部分、そしてその汚さを自覚しながら生きていかなければいけない
十字架を背負う役を一番若い女優がグチャグチャになりながら
やってるさまから目を離せない。
この映画はこの時点で橋本愛のものに決まった。


第三のエピソード
佐藤隆太×桐谷美鈴
第二のエピソードに大部分持って行かれながらも、
脚本上、これが入ってる事で、松坂桃李のツナグとしての成長と自立が
はっきりと書かれる必要なエピソード。
佐藤隆太はいつも通りのメソメソ野郎だし、
桐谷美鈴はいつも通りのカワイコちゃんだ。
うん、カワイコちゃんだなあ。
うんうんうん、終わり良ければ全て良し。


【銭】
毎月10日の109シネマズデーで1000円均一。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
ツナグ@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
ツナグ@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評

PS 通常のチラシサイズがB5。それが横に4枚繋がってる形。
 サイズから言うと変形B3。全てカラー。隔世の感あり。
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ツナグ

“ツナグ”とは生きている人と死んでしまった人との再会を仲介する“使者”で、連絡が取れるか否かはその人の運次第という、都市伝説のような存在である。 半信半疑の依頼者の前に現れた使者は、ごく普通の男子高校生・歩美。 彼は祖母アイ子から“ツナグ”を引き継ぐ予定の見習いだった…。 ヒューマン・ファンタジー。 ≪死んでしまった人に一度だけ会えるチャンスがあるとしたら、あなたはどうしますか?≫

「ツナグ」

これでもか、と泣いて気持ちよかったわー。

コメント

非公開コメント

よかったす、愛ちゃん。いとちゃんもね。

Re: タイトルなし

こんちは、ボーさん。

> よかったす、愛ちゃん。いとちゃんもね。

希林さんも相変わらずっつか、この辺りから意図して老人役を強くしてったんじゃなかったかな。愛ちゃんといとちゃんは良かったって印象だけ残ってる。いとちゃんあまり見かけんなってしまったなあ。
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fjk78dead

Author:fjk78dead
ふじき78
映画を見続けるダメ人間。
年間300ペースを25年くらい続けてる(2017年現在)。
一時期同人マンガ描きとして「藤木ゲロ山ゲロ衛門快治」「ゲロ」と名乗っていた。同人「鋼の百姓群」「銀の鰻(個人サークル)」所属。ミニコミ「ジャッピー」「映画バカ一代」を荒らしていた過去もあり。

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