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『007 リビング・デイライツ』を日劇2で観て、真面目に作るって大事だよふじき★★★★

五つ星評価で【★★★★ティモシー・ダルトンのムサイ感じが好き】
  
公開以来の再見。

普通におもろいと思う。
敵がセコイ割にあくどくて個性的。
アクションが一つ一つは凄い事をやってて、それがどんどん連続するのに
一つ一つが長すぎず抑制されている。

ボンドガールに全くSEXの匂いがしないのが画期的だ。
そのSEXの匂いがしない少女マンガ少女が亡命者として捕えられ、
牢獄でひどい目に会いそうになるシーンは
一個の変態として最大限の妄想を抱かずにはいられない。
キャー、えっちぃー、ステキぃ。

そういう意味ではティモシー・ダルトンもロマンチックではあっても、
そんなにSEXっぽくはないかもしれん。
・・・濡れ場よりはキスが見せ場のボンドと言えばいいか。

手当たり次第にやりまくってたショーン・コネリー・ボンドと、
そこまで性豪じゃないけど意気投合する相手とはやりまくってた
ロジャー・ムーア・ボンドと比べると、SEX的にはとても普通に見える。

さて、悪役がしょぼくていいんである。
今回の悪役は横領犯。
こんなしょぼい設定は他にないんじゃないだろうか。
大好きな趣味の殺戮兵器を公費で買った事がバレそうになって、
横領を知ってる同僚をボンドに殺させようとしたり、
穴埋め補填の為、麻薬取引をやって、ボンドに阻止されたりする。
殺戮兵器大好き将軍は軍オタ。石破、石原、橋下とか重ねて見ちゃったよ。
この軍オタが最新兵器を使うことで、スーパー軍人となり、
ボンドを凌駕する性能を得てしまうのが最高におもろい。
その姿はとってもかっこ悪い。
うう、オタはどこまで行ってもファッショナブルになれないのだなあ。
こいつはもてないなあ。他はともかく、こいつと牢番は独身だろう。
そして、そんなスーパー軍人になった軍オタを
ボンドが機転で倒すところがかっけーんである。
いやあ、溜飲が下がる。

敵の一翼、二枚舌男はどうでもいい。

もう一人、
ロシアの殺人スパイ。
ナチュラルにムチャクチャ強い。
そして、あのモデルのような端正な容姿。
端正すぎて、どこかおかしいというパラドックス。
この殺人スパイの方がティモシー・ダルトンよりは断然かっこいいからなあ。
はっきり言ってしまうとダルトンは顔がでかい。
西川のりおっぽいよ、なんか。
でもいいの、男は中身。
あまり、ファッショナブルやエレガンスを感じさせないダルトンから
そんな主張をちょっと感じる。

あと、牢番。
殺人スパイの端正さとは真逆で、こいつは牢番だけ30年やってきた男だよ
みたいな空気が漂ってて、良かった。
よく、考えたらこいつはひどい目にあう理由が全くないんだよね。
ちゃんと自分の職務果たしてるだけだから。
まあいいか、牢番だしと軽く思えるキャスティングが良かった。
全く誰か知らんけど。

仕事都合で『ユア・アイズ・オンリー』から
数本、飛ばしてみたらいつの間にか、マネーペーニーが少女になってた。
Qは爺ちゃんのままだった。



【銭】
旧作上映で1000円均一料金。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
007/リビング・デイライツ@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
007/リビング・デイライツ@徒然なるままに・・・

PS うわあ、基本、関係ないけど『ユア・エイズ・オンリー』という
 くだらない冗談を思いついてしまった。く、くだらない。
 内緒にしておいてください。
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fjk78dead

Author:fjk78dead
ふじき78
映画を見続けるダメ人間。
年間300ペースを25年くらい続けてる(2017年現在)。
一時期同人マンガ描きとして「藤木ゲロ山ゲロ衛門快治」「ゲロ」と名乗っていた。同人「鋼の百姓群」「銀の鰻(個人サークル)」所属。ミニコミ「ジャッピー」「映画バカ一代」を荒らしていた過去もあり。

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