ちょっと悪ふざけの流れが大きいなあと思うところもあるけど、もうちょっとお茶らけた素人っぽい映画と思ってたので、後半ガチに見せる部分にはとても「おおおおお」と共感させられた。
武道なので、相手との勝ち負けは大事だが、それだけではない。
それに勝るものが日々の鍛錬や仲間との和の中にあるのだ。
そうかあ、アンディ・ラウが製作してるのかあ。
それじゃあしっかりしたものにもなるだろう。
アンディ・ラウってそういう男だ。
全て完璧ではないが、大事な魂だけは外さない。
ブルース・リャンいいな。
かっこ悪くてもかっこいい。
男の子が目指すのは、こういう「かっこ悪くてもかっこいい男」なんだよ。
ブルース・リャンと対峙する剥き身の刀みたいな武道家もよい。
対極があってこそ、その逆の対局が際立つ。
そして弱くても前を見て正しい事をしようとするヒョロヒョロくんもよい。
古きカンフー映画へのオマージュと評価されてるけど、
キャラの立て方や我の張らせ方が無理に乱暴だった昔の少年マンガを思わせたりもする。多分、少年を燃え立たせるようなエッセンスがこの映画の中に色々入っているのだろう。単純にラストも突き抜けてほしかったと言うところはある。そこに映画の目的がない事も分かるのだが。
あ、姉ちゃんも綺麗で良かったよん。
【銭】
よし、メンズデーで安く見るぞと思ったら、除外1500円均一料金作品で普通に払って鑑賞。しくしく。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・燃えよ!じじぃドラゴン 龍虎激闘@ぴあ映画生活
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