綾瀬はるかの『アナル』。そ、それは観ないと!(違っ)
ああ、リアルなアナルが見たいなあ。
違うよ。佐藤健のじゃないよ。
原作未読。
何となくパッケージが感動恋愛映画チックになってるが
単に黒沢清の怖い映画だった。んもう、清ったら!
で、まあ、ドンデン返しもそれくらいならやるだろうって
くらいだったから、後は本当、恐怖の手触りみたいなのが
個人的には面白くって。
まあ、清らしい映画だよ。ってことは、あまり無制限に皆が見てお目目キラキラみたいな事にはならん映画って事だよ。
綾瀬はるかかーいーね。
案外、自己中っぽく見えかねない役なんだけど、
綾瀬はるかの純粋無垢っぽさが全てをカバーしてる。
後半、衣装が妙に「オシャレずれ」みたいなのを起こす。
いや、起こすなら「おしゃれレズ」を起こせよ。
『アカルイミライ』で藤達也が無駄にゲイっぽい衣装を着てたのを思い出した。
黒沢清、衣装にダメ出し出さなそうなんだよなあ。出せよ、監督なんだから。
中谷美紀の笑顔が能面に張り付いた笑顔みたいで妙に怖い。
センシング台上の綾瀬はるかのパンツが見えなくするように
事あるごとに配慮してる様子を見て
この映画の中での中谷美紀は「俺の敵だ」と確信した。
俺の敵はおいておいて、妙に変な演技で一人だけ自然にホラーっぽかった。
首長竜はあまり意味がないなあ。
別にあれは空中からきた翼手竜でも、
浜辺の様子をうかがうティラノでも何でもいいのだ。
ミスチルのエンディングが物凄くタイアップ・ミスで、
余韻全部をぶち壊す様が『プラチナ・データ』の嵐のエンディングのよう。
多分、両方の映画のエンディングを交換しても今と同じように
両方の余韻は壊れ続けているに違いない。
両曲とも映画のエンディングとしては曲の主張や個性が強すぎるのかもしれない。
あとゾンちゃんを演じる松重豊、オダギリジョー、染谷将太は
ゾンちゃんになってる演技が面白かった(演技してればの話だが)。
松重豊なんか最初に出てくるゾンちゃんの演技だけで、
普通の演技がなかったら大笑いするくらい面白かったのに。
【銭】
毎月10日109シネマズデーで1000円
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・リアル~完全なる首長竜の日~@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
・リアル~完全なる首長竜の日~@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
・リアル~完全なる首長竜の日~@或る日の出来事
▼兄弟記事
・リアルもう一ネタ@死屍累々
PS 綾瀬はるかが意識不明ならセンシングは
頭じゃなく胸に当てて「おっぱいセンシング」でやるべきだ。
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