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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『パシフィック・リム』を109シネマズ木場2で観て、オタクとしてこの映画にはいい所と悪い所があるふじき★★★★

五つ星評価で【★★★★近親憎悪のようなものかもしれんが】
IMAX3D吹替で鑑賞。

とりあえず評判を聞いて物凄くテンションがあがった。
そして、単なる「怪獣プロレス」という評判も聞いて、
まあ、俺はオタクだから、それで困る事もないよなあ、とも思った。

結論として、怪獣プロレスは楽しいし、
監督の熱い思いを感じる事も出来た。

にもかかわらず不満もある。
それは怪獣プロレスの本家に生まれ、
怪獣王国で数多くの物を見てきたオタクだから
ちょっとくらいは発言させてくれよお、という甘えだ。

うおおおおおおう、甘えてえから甘えるぜえええええ。

まず、楽しい点。

怪獣でかいよ。
怪獣重そうだよ。
怪獣生きてるっぽいよ。

イェーガーでかいよ。
イェーガー鉄だよ。

両方戦うよ。

以上
以上かよ!


基本、そういう文化で楽しんだ血が俺を自然に楽しませてるから
言葉でなんか明確に説明できやしない(ええい、チキン俺)
「ふんふんふんええやん」みたいな感想なのだ。
だって、うまい味とかだって最終的には言葉で説明できないだろ。
本来、五感の快楽は直接、言葉に変換できないものなのだ。

あ、あとマコ(岩松にあらず)は大小どっちも良かったヨ。
博士ペアもマッドでよかったよ。
ロン・パールマンの立ち位置がモーガン・フリーマンぽかったのもまあまあいんでね。

次、不満点。

怪獣のフォルムがはっきりしない。
何体か出てくるが、どれも似たり寄ったりであり、
大きな特徴を明確にしないでいる。
これは遺伝子上、同質のものであるという設定にもつながるのだが、
そんな物は無視してよい。
犬はチワワとセントバーナードで同じ犬でも形状が全く違うし、
人も白人と黒人で全く色が違う。

明確に違う物として見せる事が怪獣に愛着を湧かせるのである。

又、大きな物として見せる事に拘るがゆえに
全体のフォルムを見せ損なってる事は惜しい。
多角的な視点で色々と見せるべきだ。
全体像をはっきり見せてこそ、そいつが何をしでかしそうかなどの想像力が働く。

戦闘場面が嵐だ、雪だ、夜だ、海だってのも見辛い。
全体にシャドーをかけるのは特撮サポートかもしれないが、
『タオの月』『グエムル』で先人が涙を流しながら日中特撮を作ったのだ。
無理とは言わさない。
ウルトラマンだって、戦いの多くは青空の下だ。
多くは望まん、メリハリを付ける為に一戦だけだっていいんだ。
それで怪獣のフォルムが際立つ。

イェーガーは脚長いなあ。
安定は悪いけど、ジャンボーグA形式で人と同じ動きを模倣するなら
あの人と相似させたフォルムは理に適ってるのだろう。
だが、あの中で一番好きなのはロシアのチェルノ・アルファ。
変じゃん。
明らかに変なデザインじゃん(鋼ちゃんに似てる)。
武骨な間違えたSLみたいなのは子供心をくすぐる。
重いのが好きなんだよ。
明らかに性能悪い筈なのに、
操縦者の根性だけでずっと激戦を生き残ってきたって設定も泣ける。

中国の異形メカ、クリムゾン・タイフーンもよし。
変な形は好きだよ。
頑張れトン吉、チン平、カン太。

メインを張る二体は普通で残念。
ガリアン・ソードは笑った。かっけーじゃん。

操縦者二人ってのはエヴァもどきかと心配してたが理屈を聞いて納得した。
おもろい設定を作ったもんだ。
ただ、足は重すぎる。
ニトロ爆薬みたいな一発勝負でいいから、ジャンプさせたかった。
『装甲騎兵ボトムズ』のモーター走行もかっこいいけど、
あれは平地でしか使えないから転用が効かない、残念。

日本のコヨーテ・タンゴ、防衛力が弱いのはゼロ戦以来の伝統か。

いろいろリアルに作りこもうと思ってるのは分かるけど、
画面の中が『トランスフォーマー』以来のゴチャゴチャさ。
何やってるか、よう分からんのは残念だ。整理しようよ。



【銭】
アイマックス料金2200円払ったのだ。

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