ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『キャプテン・フィリップス』をトーホーシネマズ六本木アートスクリーンで観て、宣伝詐欺ねんぞふじき★★★

五つ星評価で【★★★普通の人ができることをアクション映画にうまくのせている】

トム・ハンクスが出る映画は感動の涙で圧倒されなければいけない、みたいな恥ずかしい宣伝をSONYが展開してるけど、そんな映画ではない。かといって、トム・ハンクスが実はジェイソン・ボーンなみの人間兵器だったとか、偶然乗船していたコックがケイシー・ライバック(沈黙の戦艦)だったとかでもなく、超人ヒーロー不在のアクション映画で、そういうのは類例が少ないので宣伝が難しい。

そもそも、フォーマットがないと宣伝が出来ないというのが問題なのだが、昔に比べると映画公開本数が2倍くらいになってる気もするので(単なる体感です)、そんな1本1本丁寧に宣伝やってられっかってのもあるかもしれない。
えーと、やれ。それが仕事なんだから。

でも『アメージング・スパイダーマン』のエンドロールに日本語主題歌をぶち込んだSONYに宣伝の期待なんかしちゃいけないのかもしれない。

チラシにでかい字で書かれている「勇気」と「愛」はあまりありません。
「知略」と「姑息」だったらあるか。
主人公をトム・ハンクスに据えた時点で、
自国自社の権利は守るが人間としては優しい、という路線は確約されたのだろう。
一応五分五分として捉えられているソマリア人サイド、
ソマリア人サイドに肩入れした映画が作られたら
実はもっとSONYが推したがってる「愛」の映画になったかもしれない。

トム・ハンクスをソマリア人リーダー「ムセ」に抜擢。、
彼にはソマリアに守るべき家族も、守るべき生活も、彼等なりの誇りもある。
彼は彼を見下した目で見るアメリカーナの視線に耐えながら、
そのアメリカーナの命を保護しつつ、祖国に帰ろうとする。
こっちの方が「愛」と「勇気」を絞り出せそうだぞ。
最後に現出する怒涛の悲劇も演出できるし。

ってことで、適度に面白いんだけど、騙された感があるからいい気はしない。
基本、戦闘が「逃げる」ことがベースなので、どうもスカっとしきれないし。
ジャスト90分尺くらいがいいなあ。
最終的にトム・ハンクスがヘロヘロの姿で終わるから、
「偉大な人物が不正な悪に対して自分たちの生活を守りきった」感が
持てずに終わっちゃうんだよね。

えーとね、
宣伝まったく見てないなら、ちょっといい映画だと思うよ。



【銭】
毎週火曜日はトーホーシネマズ、メンバーズデーで1300円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
キャプテン・フィリップス@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
キャプテン・フィリップス@映画のブログ
キャプテン・フィリップス@yukarinの映画鑑賞ぷらす日記
キャプテン・フィリップス@ノラネコの呑んで観るシネマ
キャプテン・フィリップス@タケヤと愉快な仲間達
キャプテン・フィリップス@映画的・絵画的・音楽的
キャプテン・フィリップス@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評

PS フィリップ王国の威信をかけて
 トム・ハンクスが全身タイツで戦うスーパーヒーロー映画じゃないのか!
PS2 映画の裏ではマーク・ウォルバーグが密輸してるって言うね。
PS3 続編を作ろう(実話だって)
PS4 続編はムセの脱獄シーンから
PS5 ミュージカル化しよう!
PS6 「これからはサバイバルだ」
 船に乗りこんできたのは鯖のコスプレをして威張っているムセ。
 「サバサバサバサバ鯖威張」を熱唱する。
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