ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『フライング・ギロチン』をシネマート六本木2(B1大)で観て、惜しいなふじき★★★

五つ星評価で【★★★生き方の映画にギロチンが活きない】

清朝の暗殺組織「血滴子」の没落を描く。
原題が「血滴子」で、その暗殺部隊が使用する武器が「フライング・ギロチン」。
このギミックがCGを効果的に使っていてメチャクチャかっこいいのだが、
暗殺部隊の滅びの美学を描く映画なので、映画冒頭くらいしか、
この素晴らしいギミックの活躍の様子を見る事が出来ない(><)。

祖国に裏切られ、亡き者にされようとしながらも、
まだ祖国を思いやろうとする主人公の姿は泣けるのだが、
アクション映画としては「大砲に負けて惨死する宮本武蔵」
みたいな絵面が延々と続くので泣かされながらも結構きつい。

後、満族に虐げられる漢族という構図があり、権力側は主人公以外は全て満族。
叛逆者(とみなされている被統治者)は漢族。
暗殺部隊「血滴子」の中でも、隊長として技術を敬われながらも
その地位が絶対ではないという複雑な人間関係があるみたいだった
(どうも、その辺は日本人が見ても満・漢の区別も付かんしでよう分からんかった)。
ああ、この主役のイーサン・ルァンって『モンガに散る』のモンク役の人かあ。
あの時はマッスルだったけど、
今回は「ひょろおん」としたいい中国人体系に上手いこと身体を変えてるなあ。

何か似てる暗殺組織をどこかで観た気がするなあと思い出したのが、
ドニー・イェンの『処刑剣』の明の暗殺組織「錦衣衛」だった。
あれは殺しまくり。やっぱり暗殺組織は殺さんとね。



【銭】
シネマート・メンズデーで月曜1000円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
フライング・ギロチン@ぴあ映画生活

PS 「冬の香港中国エンターテイメント映画まつり」3本の面白い順は
 『フライング・ギロチン』
 『ゴッド・アイ』
 『ゴールデン・スパイ』
 多少、冒険的な演出が好きであるなら上二つは取替可能かもしれないが、
 『ゴールデン・スパイ』の最下位は揺るがない。
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