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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『幌馬車』『キートン短編集』をシネマヴェーラ渋谷で観て、いやあジョン・フォード★★★★,★★★

特集上映「映画史上の名作10」から1プログラム。


◆『幌馬車』

五つ星評価で【★★★★映画が人生っぽいなあ】

いやあ、ジョン・フォード。
何はなくとも、ジョン・フォード。
間違いないな、ジョン・フォード、という感じ。
でも略歴、調べたら、ジョン・フォードなんて全然見てなかった。

堅物のモルモン教徒の旅の先導に雇われたカウボーイ。
旅は途中で旅芸人とお尋ね者を拾いながら、インディアンや難所を乗り越えていく。

今の映画と比べると実にノンビリした感じだけど、それもまたよし。
映画の中にきっちり人生が詰まってる感じ。
ガン・ファイトはクライマックスだが、
ガン・ファイトで映画が終わらないのがしっかりしてるってか、
ちょっともたれるような感じってか。

カウボーイの兄ちゃんはまあ、実にそこいらにいる兄ちゃんっぽいんだけど、
ロデオ・チャンピオンでスタントマン出身なので、凄い馬術の見せ場がある。
これみよがしに鞍なしの馬に乗ったりもする。うんうん、分かったよ、分かったよ。

旅芸人夫婦はともかく、一緒にいる姉ちゃんの仕事が全く分からないんだけど(ホステスさんか?)、この姉ちゃんはちょっと性悪そうで気位高そうで抜群に美人だ。よいなよいな、西部劇の美人はよいな。

悪漢は人間くさいけど、本当に屑だ(マカロニじゃないからまだマシか)。
宗教団体の旅なので、その寛容さから、旅芸人や悪漢どもを完全に追い払えないみたいなパワーバランスが上手い。そもそも主役のカウボーイがモルモンから見ると、てんでなってないけど我慢しての旅なのである。それぞれの立場が対立するからキャラクターが深まる。立派に面白い物を見たなあ。

モルモンの中で角笛を吹くおばちゃんがキャシー・ベイツに似てる。
いや、単に普通のおばちゃんです。怖くなんかありません。
キャシー・ベイツが変えるまでは
キャシー・ベイツの体型は普通のおばさんの物でしかなかったのです。



◆『キートン短編集』

五つ星評価で【★★★短編4本中2本ほど春が来る前に春眠】
『隣同士』
『化物屋敷』
『ハード・ラック』
『強盗騒動』
キートンはクール、かつ、母性本能くすぐるって相反要素持ってていいな。
疲れてて後2本を居眠り。


【銭】
シネマヴェーラの会員割引で1000円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
幌馬車〈1950年〉@ぴあ映画生活
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