ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『シネマ・トラベル』をトーホーシネマズ六本木1で観て、創意工夫が違うよふじき★

五つ星評価で【★作り方を間違えてる】
  
鷹の爪団5分+名所15分×3箇所の中編。
鷹の爪団はいつも通り。

世界遺産の名所訪問部分がつまらない。
ペルーのマチュピチュ、ナスカの地上絵、カンボジアのアンコール・ワットを訪れるのだが、どれもその場に行ってカメラで撮ってきた映像を元にバーチャル空間内で景色を再構築し、それを見せる、という趣向らしい。

これはつまらない。
これは同じ角度からパンもアップもロングもせず(したとしても単にデジタル内で等質の距離移動をしているに過ぎない)、一つの静物のように遺跡を映す。この方法は美術品、工芸品などの「物」に対してはデータの数量的な把握から全く無効とは思わない。だが、人間を中に置く事が想定できない「場所」に対してははなはだしく無効である。技術の悪い所ばかりが目立ち、活きない。

要はこれは物凄く良く出来た世界遺産のプラモデルを見ながら
世界遺産を語るような番組になってしまっている。
やはり、それは似て非なる物だから、遺産の良さが伝わって来ない。
多分、現地に行ったカメラは仮想空間に構築できる映像の取得、
そればかりを考えていたのだろう。だから被写体へのダイナミックな接触はない。
ナスカに行きながら線を作る石すらちゃんと映していない。

ナレーターとして東宝シンデレラの山崎紘菜。
下手だけど、下手さが愛嬌になってるから、とりあえずこれはこれでいいか。


【銭】
映画ファン感謝デーで1000円均一なのに特別興行扱いで1200円だった。50分だから、あと200円くらい切ってほしかったんだけど、当日、山崎紘菜の舞台挨拶もあったから、結果、プラマイとしてはリーズナブルだったかもしれん。でも、告知がなかったのか、人は少ないし、山崎紘菜ちゃんは特に面白い事も言わないので(そういう立ち位置にいないからそれはいい)、まあ、余計にお金を取れるような挨拶ではなかったと思います。山崎紘菜ちゃんは舞台挨拶後、映画を観て帰った。ちょっとでかげだった。とっても着せられてる感の強いCAの服が何だか可哀想な感じだった。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
《シネマ・トラベル -映画館でみる世界遺産の旅- マチュピチュ・ナスカ・アンコール遺跡編》@ぴあ映画生活
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