ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー』をトーホーシネマズ日本橋9で観て、この映画に萌える理由ふじき★★★★(ネタバレ)

五つ星評価で【★★★★ベースは番長マンガだと思う】  
キャプテン・アメリカは前作、今作とも『アベンジャーズ』と比べると、普通の人々の物語である。アイアンマンは億万長者の道楽の行き着く果てだし、ソーなんて神様だし、ハルクなんて存在その物が規格外だ。それに比べると「ウィンター・ソルジャー」の登場人物の何と地味で現実世界と地続きであること。キャップは基本ボカスカ殴るだけのキャラだし、ブラック・ウィドーは運動性能はいい物の基本、普通の人間だ。ニック・フューリーなんて何か特殊な技能を持ってるかどうかすらわからない。今回登場したファルコンも機械の力で能力を発揮する常人である。敵のウィンター・ソルジャーにしても、キャップとタメを張る運動性能を与えられているが、これも化け物じみた特殊能力ではない。
そんなちょっと強い人たちが戦いに戦いまくる。
燃える。
というのは、アイアンマンやハルクやソーの強さは強すぎて、大きなホラ話としか思えない局面を持っているからだ。『ドラゴンボール』の孫悟空同様、強さのケタがあまりに違いすぎると真面目に見ててもしょうがない状態に陥ってしまう。

で、そういう凄く強すぎる人たちを一旦排除した今回の物語は徹頭徹尾アクションがリアルで実に面白い。アクションにおけるパワーバランスが実に均等なのだ。そのアクションをバカスカ入れる中に入るキャラの個性がまたたまらん。キャップの大真面目なところ。大真面目で、正義思考で、童貞で、王子様だよ。何か力が強いから祭り上げられた「生徒会長番長」みたいだ。そして世慣れたお姉ちゃんブラック・ウィドー、こういう不良の姉御が番長マンガにいたよなあ。ベランメエで持ち崩してるけど世の中の向こうを張って正しい事をするキャラ。ニック・フューリーは総番。ロバート・レッドフォードはスーツ着てるからヤクザ系だ。ファルコンは隣町の仲良し番長で、ウィンター・ソルジャーは過去の誤解によって主人公を恨み続けるキャラ。
この勢力構造が番長っぽいぞ。
キャップが学ラン着たら似合うと思うぞ。

ああ、俺もキャップになって、ブラック・ウィドーにキスを奪われたい。

基本、ポリティカル・アクション(政治劇)として機能してたかどうかはラストの悪巧みがオオゴトすぎてリアルさを欠くのが微妙なとこだが、ロバート・レッドフォードの起用と、彼にTシャツやジーンズを着せなかった当たり前の配慮は良かった。もう、私服着なくていいんすよ、レッドフォードさんは。後、ポリスメンやギャングなどの普通に見える暗殺者の頑張りにも拍手を贈りたい。情け容赦なく、銃撃ちまくる悪い奴が実にかっこいいのである。

で、あの個人攻撃を衛星規模でやるって話はどこかで聞いたような気がするなあと思ったら、松岡圭祐の『千里眼の死角』で似たアイデアを使っていた。こっちは、暴力衝動を起こすだけで衛星兵器で瞬時に殺されてしまうという、そんなんじゃ人類生き残れんよなあ、みたいな極端な設定だったけど。


【銭】
前売券を30円引きの1270円でチケット屋で購入。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー@映画のブログ
キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー@yukarinの映画鑑賞ぷらす日記
キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー@或る日の出来事
キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー@徒然なるままに
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もういっちょ@死屍累々映画日記

PS あと、ナースが好きだけど白衣がなかったのが減点1。
PS2 エンドロール後のオマケ映像、予告編みたいな位置づけならいらんと思う。
 なくても成り立つし、あれ見て、どーとも思わん。
PS3 今回、博物館員の「俺、クビだよお」に被さるようなラストが
 くると思ってたけど当てが外れた。
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