ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『はなればなれに』をユーロスペース2で観て、なんかピンと来ないのはおでが老人だから?ふじき★★

五つ星評価で【★★すっとぼけた映画】
軽やかにすっとぼけた映画。

元の居場所にいれなくなった一人の女と二人の男が
廃ホテルで自由な空気の中、一時、共同生活を送る。

①パン屋勤務で、いつまでもパンを作らせてくれない女の子
②カメラマンの仕事に追われて、結婚届を出し忘れた男
③妻に浮気で臍を曲げられ演劇公演の為に代役を探す演出家の男

①はパン屋から怒って飛び出したが、生活できずに犯罪まがいの事をやって街の住民に追われる。②は恋人に大事な仕事道具を壊されて、ここにはいれないと避難。③は女優探し中「①」の女の子を匿って逃避行。スカウトしたいが「①」は首を縦に振らない。
②の車がエンストして、居場所のない①③は②の目的の逃避所、廃ホテルに一週間同居する事になる。

何となく、ただ暮らす三人。
この、「ただ暮らす」が気も張らず、やることもなく、実に楽そう。
そして、この「ただ暮らす」に性差はない。
①も②も③も性差から逃げてきたので、この生活は楽なのかもしれない。

やがて、②の彼女が乱入し、③は①に役割(女優)を与えようとし、
①は②に恋愛するようになり、生活は壊れる。
壊れた結果、彼らは元の生活、もしくは元の生活に近い生活に戻っていく。

個人的には①の城戸愛莉さんのアナーキーな外れっぷりより、
②の彼女松本若菜さんの常識人っぽいイライラ感や、
途中、乱入するJK我妻三輪子の何者でもない可愛さの方が好きだ。

結局、自分が年を取ってしまい、
若者のライトな感じにリアルを感じないからか、
あまりピンとは来ない映画だった。
サイズがマイクロなアウトローって、どうも好きじゃないというのもある。
信じてもらえなくてもいいけど、俺、わりかしモラリストなんだな。


【銭】
ユーロスペース会員制度の前年の有料入場9回分のポイントを使った。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
はなればなれに@ぴあ映画生活
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