ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『偽りなき者』をギンレイホールで観て、見る前の方が怖かったふじき★★★

五つ星評価で【★★★リアル】
マッツ・ミケルセンが追い込まれる状況が突飛すぎない。
誰もが落とし穴に落ちてしまいそうなリアルな恐怖感がある。
日本の痴漢冤罪くらいリアルだけど、
面と向かって石とか投げる分、肉食人種特有の力強い怖さを感じる。

だから、鑑賞には二の足を踏んでいた。
やっぱり、映画を観に行って、疲れて帰ってくるのは、
年も年だし、つらいんである。

ただ、予告に感じたほどのストレスを感じなかったのは、
加害者側、被害者側とも実に丁寧に状況を描いているからだろう。

迫害が似合うマッツ・ミケルセン。
全世界から迫害される役があったら、彼の独断場に違いない。
ヒゲの友達とマッツの息子は対照的だけど、いい演技だった。
息子が「父ちゃん、そんな事せんけん」みたいに、大人に立ち向かっていく時、
でかい大人が生死に影響が出るくらい、何発も何発も拳を返す。
一度、共同体の外に出た自分達より劣る異物が、歯向かうのは我慢できん、
みたいな、あそこも怖かったなあ。

なんか「マッツ」って言うと
「ミッツマン・グローブ」と「マツコDX」が混ざってるみたいで、
ちょっとなあ(自分で「マッツ」って書いてて何だけど。

スキャンダルの対象になる少女がそんなに可愛くないのが腹が立つ。
「お前のせいで犬が!」と言ってやればいいのに!
言わないところが映画として筋を通していて優しいけど歯痒い。

映画としては、ここから主人公が全ての者に牙を剥いていくみたいな
B級な展開になる方が、自分好みで幸せなのに、
そうならないのが歯痒くてたまらない。

最終的に主人公が、どうやって社会復帰をしていくのかが
明確に示されていないのが、恐怖映画以上にヘビー。


【銭】
ギンレイホール、会員証で入場。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
偽りなき者@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
偽りなき者@映画のブログ
偽りなき者@映画的・絵画的・音楽的

PS チンチンをチラチラ見せそうな展開はルシウスに任せろ。
PS2 日本だったら、ヒロシがネネちゃんに見せつけて、
 園長の知り合いと春日部をあげて糾弾。やべ、それなりにリアルだ。
 ………クレヨンしんちゃんが恐怖に彩られる。
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