ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

新橋ロマンでエクセス3本ふじき20140530-20140605

◆『破廉恥願望 丸見え下半身』
旧題『夢野まりあ 超・淫乱女の私性活…』
五つ星評価で【★★★話は大したもんじゃないけどピンクっぽい】

夢野まりあ 山咲小春 ゆき主演
山内大輔監督、2002年のピンク映画。

公開当時の旬の一押し女優が夢野まりあだったので主演扱いになっているが、女優3人は同じウェイト。愛を切望しながら愛にとんと縁のない男のレイプ被害に会う。山崎小春が高校教師、ゆきがランパブ嬢、夢野マリアがソープ嬢。演技とかとは違うレベルで、夢野マリアはエロくていい表情。

大した話じゃないのだけど、女優がちゃんと撮れてて、変態(柳東史)のダメ男演技に妙にリアリティーがあると、実にピンク映画っぽい魅力が出てくる。山内監督はこれと合わせて2本しか観た記憶がないけど、画面見て「あっ、映画を作ろうとしてる」ってのが分かる絵作りをしてくれるので実に安心して見れる。

ランパブ嬢への貢物に男の主人公は「田舎から送ってきた」とゴーヤをランパブに持参して適当にスルーされるのだが、別の客は「裏山で採れた」と松茸を贈ってアフターSEXを獲得する。その男は松茸を使ってプレイするのである。本物を使えなかったのか、松茸が松茸らしい形状じゃなかったなあ。何にせよ日本は平和だ。


◆『盛りの女・義母 息子でもいい!』
旧題『寝乱れ義母 夫の帰る前に』
五つ星評価で【★★★実に普通に予想以上に恋愛映画で、真摯】

麻田真夕主演、真咲紀子 ゆき出演 
工藤雅典監督、2003年のピンク映画。

義理の母と息子の間の肉体関係を伴う純愛を割とマジに描く。
麻田真夕は義理の母、真咲紀子は息子の恋人、ゆきは旦那の愛人。
惹かれあっていく義理の母と息子の関係を表現するのに
母からの妄想・現実と、息子からの妄想・現実を錯綜させたり、
二人が身体、心とも通じ合った後に、息子に恋人が出来たり、
とてもちゃんと物語ろうとしている。
物語られてないのは、単に与えられた濡れ場を消化する旦那だけだが、
そこまで物語ると60分の尺には耐えられないから、これはこれでいいだろう。

撮影・照明が頑張っていて、義理の母は凄く綺麗に撮られている。
義理の母、麻田真夕は愛嬌のない坂下千里子っぽい顔立ち。
ちょっとエラが張ってて、モジモジ喋らない感じは好みではない。
とは言え、真咲紀子とゆきはクローズアップされない濡れ場要員なので、
唯一、彼女だけが女性としての感情を持つキャラである。
凄く説得力のある細かい演技をする人だ。
息子はチュートリアルの徳井に似てる。
イケメンだが、ちょっといけ好かない。
唯一、彼だけが男性としての感情を持つキャラである。

男、女ともどこかいけすかない二人の恋愛劇なので、のめり込んだりしなかったが、それでも技術的にちゃんとしてる事が分かるのは不思議な感じだ。指差し確認でちゃんとクリア確認しました、という感じで観終わった。


◆『老人の性生活 愛人はベッドの上で…』
旧題『新・老人の性 愛人いぢり』
五つ星評価で【★★タカラジェンヌ!】

水沢梨香主演、水原香菜恵 美里琉季出演 
勝 利一監督、2004年のピンク映画。

主演の水沢梨香が元タカラジェンヌらしい。
という訳で、水沢梨香は男物のスーツで登場する。
彼女はシルバー人材センターの社長で、
本当にあなたが雇用に耐えられるか確認と言って濡れ場になったりする。
という、実にピンクらしい適当な脚本だ。

それにしてもタカラジェンヌの到達点が久須美欽一と濡れ場ってのは
究極だなあ。他のどんなタカラジェンヌだってそんな経験はないよ。
そんな頑張りに応えようともせずに、適当な話はともかくとして、
映像的には彼女を綺麗に撮ってやろう感が乏しい。
ピンク特有の……というよりお金のない映画特有の薄曇みたいなライティング、
下着を脱いで裸になるとリアルなブラ跡、パン跡が残ってる。
そういうの普通、映さないよう配慮するだろう。

この人いい素材だと思うけど、
三本の中で一番クオリティーの低い撮られ方をしている。
新しく生活を変えるにあたって運も大事だなあ。
全く無関係なんだけど申し訳ない感じ。

これはこれでピンク映画らしい一本。
でも、ピンク映画らしい一本は人生的にはどうでもいい一本だ。


【銭】
新橋ロマン、ネット割引で100円引いて1200円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
破廉恥願望 丸見え下半身@PG
盛りの女・義母 息子でもいい!@PG
老人の性生活 愛人はベッドの上で…@PG
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