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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『夢は牛のお医者さん』をポレポレ東中野で観て、遠大だけど平坦なりふじき★★★

五つ星評価で【★★★ドラマじゃないからドラマチックじゃない】  

チラシのコピー↓
「昭和62年、新潟の山あいにある小さな小学校に3頭の子牛が"入学"した。
 まっすぐに夢を追った少女の26年間に密着したドキュメンタリー映画。」

26年間もなんて、少女に密着しすぎやろ。

いやいやいやいや、
実際はそんなストーカーのようにへばりついてはいない。
作家性とかを横に置いておいて
TV番組の中でたびたび取り上げた学校や家族について
取りまとめてみたら、こんな長期間お付き合いしてた事が分かりました、
みたいな話らしい。メディアを介したホームビデオに近い。

そんなに最初から計画性を立てて撮った物ではないので(おそらくね)、
いい意味で、ドキュメンタリストの視点が欠けている。
撮った者の「俺はこの映像をこう見せたい」という意思が希薄だ。

だから、記録として非常にフラットだ。
映像に掻き毟られるような喜怒哀楽は少ない。
でも、そういう状態こそが実はごく普通の日常なのだから、
それをそのままの状態で見せる事って実は大きな意味があるのではないだろうか。

なんだけど、なんだけど、平坦だなあ。
平坦な物がずっと映っていると、やっぱりそこそこ飽きてしまう
(猛烈に飽きないのは他人の生活には必ず独特で目を引く部分があるからだ)。
これはこれでいい記録映像(ニア・ホームビデオ)なのだけど、
商品として出すからには、ハッタリでいいから、
「俺はこの映像をこう見せたい」という、話の核が欲しかった。
そういう話の核を見せない事こそが、やりたい事だと言われたりしたらやだな。


【銭】

1年間有効の10回券を10000円で購入。そのうち1回1000円分で鑑賞。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
夢は牛のお医者さん@ぴあ映画生活
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