ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

新橋ロマンで池島ゆたかと清水大敬で20140704-20140710

◆『変態夫婦の過激愛』
旧題『過激!!変態夫婦』
五つ星評価で【★★★★絡み合った糸がほつれない感じが悪くない】

池島ゆたか、清水大敬主演、 三沢亜也 橋本杏子 海音寺まりな、山本竜二 出演
細山智明 監督、1988年のピンク映画。ピンク大賞4位

男優三人と女優三人のいろいろあるけど
そこそこ生きてる感がおかしくも愛おしい。

池島ゆたかは妻に逃げられて、元部下の経営するラブホで生活してる。
清水大敬は池島ゆたかの同僚で、池島の逃げた妻は清水の妹とレズ同居してる。
実は池島はバイで元部下の山本竜二と出来ている。
清水大敬の妻は先物取引に失敗し夫に秘密で風俗勤務をしている。
性欲の強いバイの池島は風俗で清水の妻と会う。二人は最高に身体が合う。
清水大敬の妹が家出して池島の妻は清水に相談する。
清水大敬は池島の妻の手料理が自分の妻の手料理より美味しくてしょうがない。

なんて情報量が多いピンク映画だ。

池島ゆたかは身も心もだらしない感じ。
ピンク映画で男が男にフェラチオされる場面とかを
映して、それを観客全員が見てるのだから客観視すると笑える。

清水大敬の武士のような泰然自若っぷりもおかしい。
人間すべからく清水大敬のように生きたいものである(ソープ遊びも含めて)。

清水妻の三沢亜也はエロ枠、池島妻の橋本杏子は美人枠、
清水妹の海音寺まりなはカワイコ枠と言った感じ。

風俗店のマスコットボーイ(バニーガール姿で店頭に立つ)が、
全く無関係なんだけど、綾野剛に似てる。

 
◆『若妻 しとやかな卑猥』
五つ星評価で【★★★佐野和弘はロマンチストだなあ】

岸 加奈子主演、佐野和宏出演。 
佐野和宏監督、脚本、1990年のピンク映画。

EDの夫に昔の彼女を抱いてくれと頼まれる落ちぶれた脚本家の佐野。
自堕落な生活に堕ちていく中、夫は佐野が撮った彼女の8ミリが見たいという。

映画の中で8ミリフィルムが出てくると、もうベタベタに甘い。
これはクラシックカメラでもクラシックギターとかにも通じるのだが、
適えられなかった強烈な夢のメタファーを具現化する絶好のピースなのだ。
でも、それは皆もう分かってしまってるので、
よっぽど自信があるか、人からの視線に無頓着じゃないと今は使わない。
佐野和宏のはもちろん自信があっての事だろう。うん、良い。
でも、美しく撮れてる事が逆に恥ずかしくもある。

佐野和宏と岸加奈子がケンカしたり、岸加奈子が絶叫したりのシーン、
ピンク映画だからアフレコなんだよなと気づいた途端、絶句した。
凄い演技力だよ、岸加奈子。

佐野の前座みたいな位置づけの間男に荒木太郎。若い。
20年前の映画だが、今では老人役なんかもこなすのに本当に青年の役だ。
若いって事は、いろいろ隠して、それなりに美しい気すらする。
爆笑問題太田に似てる気もするから「美しい」は錯覚だと思うが。


◆『緊縛 鞭と縄』
五つ星評価で【★★まあ、下元史朗は好きよ】

下元史朗主演、 竹村祐佳 麻生うさぎ 伊藤清美出演 
北川 徹監督、1984年のピンク映画。

横領犯の下元史朗が逃げ込んだ先は、禁断の館。
逃げても逃げてもセックスから逃げられない。
そのセックスは幽閉してる側の作家の創作意欲の糧だ。
設定がちょっと逆転した『ミザリー』っぽい。


【銭】
新橋ロマン、ネット割引で100円引いて1200円。
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