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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『マウント・ナビ』をキネカ大森1で観て、素行の悪い映画マニアはゲラゲラ必見だぜふじき★★★★(ネタバレ・ギリなしで)

五つ星評価で【★★★★バカは見ろ】  
POVで「マウント」の題名通り、山に登るので、常にグラグラ、ガタガタして見づらいのであるが、それでもこの手のホラー映画が好きな人は絶対、見るべきだ。だって、この映画じゃないと見れない物が見れるんだもの。
ホラーって一回性が大事で、一度、白日の下に引きずり出されたら、恐怖は薄まる。だから、本当に怖いホラーって少ないし、新しい事をやっているものも実は意外に少ないのだ。新しい事をやってない物は、パターンとか、ルーチンのバリエーションで見せる。みんな、とっくに気づいていると思うが、もう今はゾンビが画面に出てきても何も怖くない。映画市場の中でゾンビの登場は日常になったからだ。だから、市場調査をするかの如く、前例とはちょっと違うゾンビが小出しにどんどん増えていった。変わり種のスナック菓子みたいである。だから、もう今ではどんなゾンビが出てきても驚く事ができない状況になっている。多分、今、出てきたら驚くのはブードウー教の呪いの儀式で蘇るクラシック・ゾンビくらいだろう(それを題材にしたホラーもあるが、まあ、そんなに当たらなかったからOK)。
って事で、『マウント・ナビ』には新しい事が入っている。入ってると俺は信じる。あれは新しいだろう。あれは気まずくて、みんな踏み込まなかった部分だ。とはいえ、それでも新しい。
言っておこう。それが必ずしも怖いとは限らないが、監督の千葉誠治はそれを描きたくて描きたくてたまらなかったに違いない。その心意気やよし。俺だって、あんなのは好きだ。

そして、劇中に出てくるあいつらに向かって一言いってやりたい。
物好きめ。お前らそんな事の為に、そんな事の為に、そんな事の為に。
ああ、言えない。これ以上は言えないが、お前らの冒険心には感服する。
そして、POVという撮影方法の為に、最後までカメラでずっと撮り続けた鉄の心のカメラマンにも敬意を表する。うん、まあ、フィルムじゃなくてよかった。フィルムだったら1ロール10分くらいだろうし、重くって移動とかできないからって、そんな事はどうでもいいな。フィルムのPOVは難しいな。同じように山に登りたがる木村監督ならフィルムでホラーPOVとか作れるかもしれん。あの人も現場が悪ければ悪いほど喜びそうな変な人だから。

個人的にはせっかくだからポロリが欲しかった。
んー、舞台挨拶でポロリとかでもいいぜ!

この文章で読んで何にも分からないかもしれないけど、それでいい。
ともかく劇場で見てみるといいだよ。ホラーってそんなもんだ。
言っとくが保証は全然しないから(おいおいおいおい)。


【銭】
ホラー秘宝リピーター割引で400円安の1100円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
マウント・ナビ@ぴあ映画生活
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マウント・ナビ(ネタバレ)@死屍累々映画日記

PS 映画生活のレビュー点数が異常に低くて大笑い。
 まあ、30点とか言う点数は勲章みたいなもんだろう。
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