ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

新橋ロマンで青い堕靡泥のルナルナ3本20140725-320140731

◆『堕靡泥の星 美少女狩り』
五つ星評価で【★★★★おもろいわあ】

土門峻主演、山本昌平、波乃ひろみ、朝霧友香、出演。
鈴木則文監督、大和屋竺脚本 1979年のロマンポルノ。

暴虐性を内に秘め、屋敷に女を連れ込んでは好き放題するエリート学生に土門俊。
よう知らんけど、なかなか涼しげな氷川きよし似のイケメンである。
今、リメイクしたら強姦魔でもイケメンならセーフとか言われそうである。
この産みの父(母親を強姦した犯人)が山本昌平。ギルーク司令その人である。
蛇のような山本昌平からイケメンが産まれたのだから、よっぽど母の血が濃かったのだろう。母は飛鳥裕子。『夢野久作の少女地獄』の火星さんかな。この人好き。

お話はこのエリート学生の四つの監禁エピソードから出来ている。
・育ての親の情婦(殺害し、血だらけの中で強姦する)
・弁論大会に出ていた人間の信頼を主張する女子高生
・流行歌手と付き人
・幼馴染のフィアンセ

最終的には自分の仮面の下の素顔を婚約者に見せて、仮面を脱ぐのだが、
婚約者は既に大きな闇をその身体に秘めていた。
この婚約者が波乃ひろみ、実に堂々とした大根役者である。
ちなみに育ちのいいお嬢様だが、腋毛の剃り跡はけっこう濃い目だ。
個人的には流行歌手の付き人の女の子役の朝霧友香がおぼこい感じで好み。

鈴木則文の映画は人生の役に立ちそうにない所がいいわあ。


◆『ルナの告白 私に群がった男たち』
五つ星評価で【★★高村ルナは美しいけど、どんどんズンズン転落してくだけの話はキツい】

高村ルナ主演、珠 瑠美出演。
小原宏裕監督、1976年のロマンポルノ。

擬似ドキュメンタリーで、最後には小原監督自身がマイクを向けられる存在として出てくる。高村ルナ、ハーフってやっぱ美人だよなあ。喫ってるタバコの銘柄はハイライト。母親役の珠 瑠美が喫ってるタバコの銘柄はセブンスター。うん、どうでもいい。高村ルナ、フロントホックブラ着用。
「お前、やっぱりハーフタレントだな。
 俺も今まで色々な女を抱いてきたけど
 こんなに首輪が似合う女はいなかったぜ」というセリフが出色。
トリちゃんに首輪付けておんなじセリフを言いたいぜ。


◆『青い獣 ひそかな愉しみ』
五つ星評価で【★★★マックはまだセーフ】
加納省吾主演。稲川順子、三谷昇、秋野美弥子 出演 
武田一成監督、1978年のロマンポルノ。

主役は受験ノイローゼにかかる加納省吾だが、
息子のバットに怯える三谷昇、秋野美弥子の父母の方が絶対的に面白い。
もう、三谷昇の演技が笑えて泣ける。
一方、母親役の秋野美弥子は抑え的な位置づけの三番手なのだけど、
えーと、もたいまさこに似てる。そして真央ちゃんにも似てる。
なるほど、もたいさんと真央ちゃんはラインが一緒なんだな。

主役が肉屋の息子役なので、意中の女性が肉を食いながら、
徐々に発情していくというシーンがあるが、その時の唇のアップ具合が
ヤン・シュワンクマイエルの『自然の歴史』を思い出させる。

今回のフィルムは音声トラックがいかれてて、ずーっと「ザー」という音付き。
そういう事もフィルム上映が数少なくなった今となっては風情があるというものだ
(劇場側のフィルムトラブル告知は劇場貼り出し、ネットともちゃんと行なわれてた)。

マクドナルドが中国の鶏肉で大揉めしてる時に、
肉屋の息子が肉に穴作って射精と言うシーンにぶつかって大笑い。
東北大震災の時に『超級台風』を新橋文化で上映していた事を思い出す。
引きが強いなあ。
新橋文化に新橋ロマン。


【銭】
新橋ロマン、ネット割引で100円引いて1200円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
堕靡泥の星 美少女狩り@ぴあ映画生活

PS レディース・シートに座る姉ちゃんはいなかったけど、
 帰る時に入場した姉ちゃんとすれ違った。
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