ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

シネロマン池袋で城定新作20140801-20140807

◆『桃木屋旅館騒動記』
五つ星評価で【★★★悪くないけど良すぎない】
西野翔主演、早瀬ありす、吉岡睦雄出演 
城定夫(=城定秀夫)監督・脚本、2014年のピンク映画。

話によると「城定夫」名義の時は撮影期間1日なんだそうです。
メチャクチャにもほどがある。
ちゃんと見て面白い物に仕上がってるのが異常だ。
ちゃんと面白いにも、関わらず最高とは思わない。
普通に退屈しないで観れるけど、「来た来た来た」といううねりが来ない。

多分、とても可愛い西野翔の旅館の女将が酒を飲むとお客に無礼を働いてしまうという設定であるにもかかわらず、客前での下着露出くらいまでしか行われないのがシックリこないのだ。旦那の目の前で客と一発やりながら、「れもれもれもれも、とても気持ちいー」くらい泣いて笑いながら叫ばせるような映画が自分は好きなのだ。うーん、鬼畜野郎。でも、それやると多分ライト・コメディーから外れてしまって収集付かなくなる。

旦那役の吉岡睦雄は割とぶっきらぼうでアウトローなイメージだったが、七三で眼鏡かけると意外に地味な顔立ちが際立って、実にサラリーマンサラリーマンしてくる。まるで平田満が乗り移ってでもいるかのようだ。多分、平田満は生きているから乗り移ってはいないと思う。失礼ながら、生霊になって憑りつくほど魅力がある役者な気はしないもの。ちなみに顔がゴツゴツしているので、暴走族に百発くらい殴られた後の平田満である。

メインタイトルのど真ん中が大きく空いているのはピンク映画用タイトルが「どーん」と入ってくるだろう、との判断があったのだと思われる。うん、ピンク用タイトルを特に付けずに、このタイトルのままで正解。


◆『淫乱OL 思いっきり抱いて』
旧題◆『OL性告白 燃えつきた情事』
五つ星評価で【★★★ベタベタな恋愛映画だけどOK】
川瀬陽太、佐々木麻由子主演、河村栞、水原香菜恵出演 
池島ゆたか監督、五代暁子脚本、2002年のピンク映画。

普通に凄くいい恋愛映画。
成人映画だからセックスシーンは入っているが、それらを抜いても良質な作品として成立しうる。現在の日本映画でベタベタな恋愛はアイドルを起用でもしない限り撮れそうにないから、そういった意味で、やっぱりピンク映画の自由度は高い。

なかみつせいじは控えめなカマ役。こなす、こなすなあ、この人。


◆『レイプ 恥獄』
旧題◆『過激本番 乱-みだれる-』
五つ星評価で【★画面も女優も精彩ない】
沢村杏子、山本なつき、栗原早記出演。
浜野佐知監督。山粼邦紀脚本。 1989年のピンク映画。

古い映画でデジタル粒子も荒い。女優のメイクが毒々しい。
話は『悪魔のいけにえ』の殺人一家がレイプ一家に変わったような内容。
うん、堂々とつまらないと断言できる。
白パンはいたまま失禁させるとこだけちょっと興奮した
(手間から考えたら、本当にさせてるだろ、あれって事で)。


【銭】
一般入場料金は1800円だが、無期限のネット割引クーポンを見つけて1500円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
桃木屋旅館騒動記@PG
淫乱OL 思いっきり抱いて@PG

PS 今回の興行で、デジタル化以降、初めてシネロマン池袋に来て、
 場内入ってかかってたのが『レイプ 恥獄』
 うわ、キネコっぽくて、荒くって、画面シャープさがなく明るい。
 ボケボケだ。飯田橋くららのデジタル状態。
 成人映画をデジタルで劇場公開するとこんなになってしまうのか。
 と思ってたが他の二本はそんなでもない。
 古い素材の良くない状態のデジタル焼きを使うと
 目も当てられない状態になるらしい(と推測)。
 ハードに問題があるのではなく、基本、ソフトに左右されるらしい。
 でも、新橋ロマンなくなったら、池袋まで行くかってとキツイなあ。
PS2 一日にピンク映画三本立てのハシゴはきつい。
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