ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『バルフィ!人生に唄えば』をトーホーシネマズシャンテ3で観て、この映画を好きになれない理由★★

五つ星評価で【★★おでは社畜だったのだ】  

恋愛映画なのだが、感情移入の主体である聾唖の主人公をどうも好きになれない。
多分、彼と自分との間に隔たりがあるのだろう。
聾唖であるが、それに負けず明るく、女に手が早い。
なんつーか、なんだ、正反対じゃん。
それはいい。何か心の底で「けっ」と言ってる自分がいるが、それはいい。
おそらく嫌なのは彼が無職っぽい事だ。酒を飲んでイタズラして歩き回ってる。
人間の価値は勤労にはないだろうと言われれば、それのみにはないと答える。
でも、働こうとしない奴はクズだと、何か身体に染みついて思ってしまうのだ。
映画のテーマは勤労の是非にはないし、
表現してないだけで働いてるのかもしれないけど
(カースト制度濃いインドで家で決まった職種に聾唖だとなれない可能性はある)。
どうも、天真爛漫な顔で、自分を常に好いてくれる人を求めている甘目の主人公にも、それに応えてしまう都会から来たよろめきお金持ち令嬢にも、何かなじめなかった。彼らの中に入ってくる自閉症の少女もバルフィにだけは心を開くという設定がどうも作劇上のものにしか見えなかった。これが『レインマン』のダスティン・ホフマンだったり、『シンプル・シモン』のビル・スカルスガルドだったら、バルフィだからと言って最後まで接触を許さなかったのではないか。

という訳で主要な登場人物三人にどうも惹かれなかったので、話の展開などで感心する部分はあったりしたが、その話にのめりこむ事には躊躇してしまった。もちっと自分がバルフィ的にいい奴だったらこの映画を好きだったかもしれない。


【銭】
映画ファン感謝デーに見たので1100円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
バルフィ! 人生に唄えば@ぴあ映画生活
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