ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『誰よりも狙われた男』をトーホーシネマズ・シャンテ1(4F)で観て、ル・カレは合わんよふじき★★

五つ星評価で【★★フィップ・シーモアホフマン凄し】  

邦題の『誰よりも狙われた男』は原題『A MOST WANTED MAN(直訳:誰からも望まれた男≒最終対象者)』だから、ミスリードさせようという意図が加わっている。確かに、フィリップ・シーモアホフマン推しでいく為には、今回の邦題の方が妥当だ。

『裏切りのサーカス』同様、ジョン・ル・カレのスパイ物は苦手。リアルスパイは基本、地味な策略の積み重ねで秘密兵器とかも出てこなくて、ドバイタワーからの墜落とか橋の爆発とかもなくって子供脳の私は退屈してしまうのだ。ボンドガールみたいなホフマンガールも出てこなくて……CIAのあの人か? 寝ないしな。人権弁護士さんが衆人環視の中でヨロヨロってのはちょっと萌えそうになったけど、未遂だしね。

結論として、話は得手ではないのだけど、ホフマンはようやった。
清濁併せ持つ人物をホフマンくらいに自然に演じられる役者はいない。
どこからどう見ても「清濁併せ持つ感」バリバリだ。
役者がいいと、黙ってても間が持つなあ。
ホフマンに関しては★★★★
ちょっと佐藤二郎っぽい癖にいいんだものなあ。
佐藤二郎は沈黙で間が持たなそう№1なのは皮肉なもんだ。


【銭】
トーホーシネマズのフリーパス使用9本目。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
誰よりも狙われた男@ぴあ映画生活

PS 『A MOST WANTED MAN』の超訳
 →『誰よりもピンクレディーの WANTED の振り真似が上手かった男』
 一人なのに二人分踊る、みたいな。
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