ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『谷川さん、詩をひとつ作ってください。』をユーロスペース2で観て、響いたり響かなかったりふじき★★

五つ星評価で【★★82分と長くはないのだが、谷川俊太郎出演シーンは短い】
  
谷川俊太郎の詩を映像として定着させるために
映画製作者は様々な人を被写体としてインタビューし、
この人々の心に届く詩を作ってください、と谷川俊太郎に依頼した。
映画を成立させる方法としては大変クレバーである。
成立の可否は各自が観て答を出してほしい。
以下は私の回答。

試みとしては大変面白いし、最後に紡がれる谷川の詩は納得できるものなのだが(と言いつつ、詩の後半はいらない)、やはり、その被写体をカメラが追っている時間は「谷川の詩」とは切り離された時間であり、その被写体の体験などは貴重かもしれないが、必ずしも映画としての必要条件ではない。だから、彼等に強く興味を持てない観客の自分は退屈してしまった。これは「魅力的な人間だから撮影さえすればそれが観客に届く」と信じるスタッフの驕り高ぶりではないだろうか。いや、届かんよ。「魅力的な人間」というデータは届く、でも、その魅力で興味関心を維持できるほど、観客は他人に対して興味を持っていない。被写体がマック赤坂みたいな化け物であれば話は又、別だが。


【銭】
ユーロスペースの会員割引で1000円。会員の会費更新料として1400円出費。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
谷川さん、詩をひとつ作ってください。@ぴあ映画生活
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