三回目か四回目か五回目。何かよく観ているようでもあり、そうでないようでもある。少なくとも過去に二回は観ている。
もう、絶対的に面白い。それは間違いようがない事実だ。
今回、気が付いた事だけ簡単に。
・これをきっかけに火災映画が山ほど作られるようになるのだが、
最初の一本であるこの映画の「火」はどのシーンでも均しく「火」でしかない。
シーンごとの「火」の違いまでは描き分けられていない。
それはそれで、そんな事まで描き分けない方がリアルな気がする。
・フレッド・アステアなんか出てたんだ。軽くダンスシーンがある。
三流詐欺師と言う役柄なのだが、あんな背筋のピンとした詐欺師はいない。
なるほど、三流かもしれん。
・マーサが着てるキラキラのバニー服がステキ。
あれ、風俗の制服にしてほしい。
・ゴンドラに最初の女性客が乗る時、「Let it go!(行け)」と掛け声。
瞬間「Let me go!(ありのままに)」かと思い違いして自分に苦笑い。
・別に英語に近い生活を送っている訳ではないが、
「Tower(塔)」に「ing」を付けた「Towering(超高層し続ける)」
という単語はこの「Towering Inferno(超高層し続ける地獄)」
でしかお目に掛かった事がない。
・「上は大水、下は大火事なあに」という謎々映画なのだな。
・この映画のキャスティングした人の名前はジャック・バウアー。
・まあ、しゃあないんだけど、今回の上映は35ミリではなく、
デジタルなのね(いや気づかんし、分からんからどっちでもいいんだけど)。
・ミラノ座最前列端っこの角席でも見やすいわあ。
舞台がある事でスクリーンと最前列の間に余裕があるし、
スクリーンが緩い円弧で角度が付いている。
畜生、こんないい設計の劇場がなくなっちゃうなんて。
立ち見でも、これをここで見れた人は幸せだ。
ちなみにこれ、多分、初見はミラノ座だったと思うな。
いやあ、それにしても面白かった。
やっぱり映画は熱意なんだと思う。
【銭】
さよならミラノ座特別料金500円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・タワーリング・インフェルノ@ぴあ映画生活
PS アーウィン・アレンの映画をどこかでまとめてやらんかなあ。
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