ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『DOCUMENTARY of AKB48 The time has come 少女たちは、今、その背中に何を思う?』をトーホーシネマズ渋谷3で観て、ちょっと落ちたなふじき★★★

五つ星評価で【★★★記録期間を1年半にした弊害/なんかキツイ事書いてると思う】

割とこのシリーズは買っているのだが、今回は今一つの感を強くした。

根幹としての大きな事件は大組閣、大島優子の卒業、握手会での傷害事件の三つだろう。大組閣はいつも通りの意図のある揺さぶりなので、揺さぶられるメンバーはともかく、観客の私には大きなショックはない、季節の風物詩とか台風みたいなもんだろう。実はこれはかなりの大事件らしいのだが、前作で上海に一人旅立ったメンバーとか見てると、充分、ありうる展開だろうと思えなくもない。今回のが特に特別だとは私には見えなかった。それと、他の二つに対しても言える事だが、もうAKBメンバー分かってるよねとばかりに、一人一人取り上げる対象を説明する優しさが今回御座なりだった。撮影している側は距離感が近いから失念してしまうのかもしれないが、あんなウジャウジャ蠢いてる集合体は丁寧に説明すべきである。それが嫌なら価格4000円とかにあげてマニア客だけを対象に商売すればいいのだ。

二つ目の大島優子の卒業は同様のドラマを前田敦子で取り上げている。前田敦子と大島優子では全く違うと内部に詳しい人は言うのかもしれないが、あまりのめり込んでない一般人の私の目からは大きな違いを感じられなかった。大きな違いがあるならば、そう感じられるように別種のドラマとして構築できなければダメだ。そして、それができないのならこれを映画の中心に据えたのは映画としての弱さになる。まあ、私もとから大島優子をあまり好かないからってのがあるかもしれないけど。

三つめの傷害事件はインパクトのある痛々しい事件だったが、事件その物は大きな事件でも、そこから広がる波紋は予想が付く範囲内だ。このドキュメンタリーシリーズでは色々な局面におけるAKBメンバーの心の動きの活写を魅力とする訳なのだが、傷害事件は「怖い、でも、頑張る」これ以上、浮かび上がる物はない。実は話題として損な話題だった。これのみを独立してあまり大きく取り上げていないのは正解。

取材期間を1年から1年半に伸ばしたのに、特に今回の話の中に含まれなかったものがある。逆にその話題を取り上げない為に期間を長くして、他にいろいろ取り上げる話題があったので、取り上げませんでしたと言う言い訳にしたのではないかとすら思えてしまう。それは峯岸みなみのスキャンダルと坊主にしての謝罪。あれが映画の中に一切含まれていないのは意図があって含まれてない、都合が悪いから含まれていない、としか私には思えない。
要は隠しきれない大きさの「大人の事情」の露出を避けたのではないか。
そういう隠蔽をやるなら「ドキュメンタリー:記録」と名付けて作る必要はないだろう。
元より「ドキュメンタリー」以上に「プロパガンダ」であるのは承知しているが、それでも体裁として、前作までは臭い物でも映してきていたと思う。まあ、嫌なら観に来るなよって言われれば言い返せないが、ファンだけを商売にするなら、そういう商売にすればいいし、ちゃんと閉鎖性を高めればいいのだと思う。


【銭】
額面1500円の前売券を常設ダフ屋(チケット屋)で980円で購入。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
DOCUMENTARY of AKB48 The time has come 少女たちは、今、その背中に何を想う?@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
DOCUMENTARY of AKB48 The time has come 少女たちは、今、その背中に何を想う?@銀幕大帝
▼前のAKBの映画のふじきのレビュー
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