連続少女暴行拉致事件の被害者が自らメガホンを撮って撮影した、拉致の映画。
加害者の思い付きのような暴力行動が被害者を追い詰めていく様子を描写するが、
後半に行くにしたがって行動がエスカレートしていく。
思いの一直線さは伝わってくるが、
主人公がずっと追い詰められ続けるので、娯楽映画としてはキツイ。
一発大逆転みたいなカタルシスが欲しい所だが、
それがない事こそがこの映画の肝なのだろう。
楽しくはない映画だが、主役を張る加弥乃は実に「そこにいる」
存在感を濃厚に出している。
西村喜廣の今回は地味目な特殊技術もリアルに見えて良い。
【銭】
UPLINK水曜割引で1100円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
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