ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『天才スピヴェット』『ビッグ・アイズ』を目黒シネマで観て、子は鎹になる映画とならない映画だふじき★★★,★★★

◆『天才スピヴェット』
五つ星評価で【★★★スピヴェットのショタなところが可愛い】

スピヴェットの父ちゃんは荒野のカウボーイちっくな人物で、日本でいえば侍。
彼の二人の息子は兄スピヴェットは母に似ていて、弟レイトンは父に似ている。
幼い大五郎の前に刀と手毬を置き、生き方の選択を問う、
『子連れ狼』の父と母の選択を思い出した。
弟レイトンは刀を選択、兄スピヴェットは手毬を選択したと言える。
『子連れ狼』では、母を選択すると、天国にいる母の元に送られるのだが、
今作では兄が弟の死に関与する。カインとアベルかな。
実は彼の姉を見ると父と母のどちらも色濃く反映されていない事がわかる。
スピヴェットとレイトンの場合、二人いる事によって、
混ざって一つになるはずの個性が際立って分化したのかもしれない。
その半身をなくす悲劇。
スピヴェットは彼の亡くした半身を探す旅をしながら、
失っていない彼の気にかけられない半身を他者に探させる旅を経験する。
この展開が『くちびるに歌を』の兄を気に掛ける弟を思い起こさせたりもする。
スピヴェットくんのオドオド具合がショタしてて可愛い。
昔の神木隆之介くんがこの役やったら、やっぱり全米が泣くと思うな。

変人ぶりが滲み出るヘレナ・ボナム・カーターが出色。

最終的に、みんな変なキャラばかり集めたように見えながら、
その変なキャラがお互いを支えあう、とてもちゃんとした家族映画だった。


◆『ビッグ・アイズ』
五つ星評価で【★★★巨大な会津】

クズを演じるクリストフ・ヴァルツの輝きはどうだ?
腐りながら盛大に輝いている。

妻を演じるエイミー・アダムスのただただ耐える姿がイライラした。
被害者が、いい人であるが故に、
耐える必要のない部分まで耐えてしまうのにはゲンナリ。
かかあ殿下の群馬県だったらこんなこと起きないに違いない。
そして、ティム・バートンっぽくない一本。


【銭】
目黒シネマ二本立て正規料金1500円支払って入場。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
天才スピヴェット@ぴあ映画生活
ビッグ・アイズ@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
天才スピヴェット@yukarinの映画鑑賞ぷらす日記ビッグ・アイズ@映画的・絵画的・音楽的
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PS 目黒シネマええわあ。
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