ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『超能力者』をシネマート六本木1で観て、時間を忘れる面白さじゃんふじき★★★★

五つ星評価で【★★★★これ見ると日本版のクズ度が上がる】

邦画『MONSTERZ』の原作映画。

邦画については、周りの評価がとことん低かったので、
そこまでじゃないだろうという気持ちでいい所を掬って褒めた。
のだけど、ごめんなさい。
こんなにオリジナルが面白いとは思わなかった。
これ見た後だったら『MONSTERZ』は確かにクズだ。
ただ、けなしてる人がそんなに全員『超能力者』を見てはいないだろうから
やっぱり、そこまで貶さんでもいいだろという気持ちはまだある。

日本版の藤原竜也に位置するのがカン・ドンウォン。
うお、相変わらずナメクジっぽい。
背負う負のオーラがなみなみない感じがよく出てる。
演技としては藤原竜也も嫌いではない。
日本版独自の変な設定が付いてしまった事が藤原竜也の脚を引っ張っている。

日本版の山田孝之に位置するのがコ・ス。
ますだおかだの岡田を美形にした感じ、ってそれは褒め言葉じゃないな。
単に世渡りが下手だけど実直な兄ちゃんって単純な設定が良い。
極めて善人という設定は異能の普通人を基盤に据えた山田孝之の演技で
薄まってしまって、それは何とも勿体なかった。
日本という国に「善人」が合わないのかもしれない。

日本版同様、「なんで」という答は明らかにされないのだが、
「なんで」の解明はそんなに大きな問題ではない。
人は原因の分からない運命に晒されても、
結局、その運命に対峙し、行く道をどうするかを決めなくてはならない。
物語として描くのは、そのどうするかだけで充分だろう。

赤ちゃんを使った場面とか、
日本版の方が撮り方も、最後に赤ちゃんを取り上げられる際のやり取り追加も
きめ細かくなって、良くなってる。
カットカット見ると上手く良くなってる部分も多い。

にも関わらず、圧倒的に韓国版の方が面白いのは、
対比される二人の超能力者の明らかに異なるキャラ差の妙と、
短い時間でポンポン進むテンポの良さ(話が止まらないのが凄くいい)と、
善側の友達二人の分かりやすい協力ぶりと有能ぶりと無能ぶりだ。
日本版で追加された悪側の余計な設定とか本当いらない。
何となく面倒そうだから画面に義足を出したくなかっただけじゃないだろうか。

あと、韓国版と日本版、女優は石原さとみの方が全然グーであるとは言っておきたい。


【銭】
シネマート六本木サヨナラフェスティバルの一環で1100円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
超能力者@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
超能力者@銀幕大帝
超能力者@いやいやえん
▼関連記事。
邦画リメイク『MONSTERZ』@死屍累々映画日記
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