ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『あっちゃん』を渋谷HUMAXシネマで観て、AKBでも武勇伝でもなかったよふじき★★★

五つ星評価で【★★★ニューロティカをよう知らんから高くも低くも評価しない】  

バンド「ニューロティカ」30年、その唯一無二のボーカル「イノウエアツシ」50年の歴史を振り返る映画。という事で「ニューロティカ」童貞をひた隠しにしながら観てきました。前提知識はボーカルのイノウエアツシが派手派手のピエロルックで歌うという事のみ。あのビジュアルは以前、レコードショップでCDジャケットか何かで見かけたような気がする。曲は全く思い出せない(と言うより知らなかった)。バンドにまつわるドキュメンタリーなので、映画内に何曲もニューロティカの曲はかかるが、知識としてはかすりもしなかった。音楽はどちらかと言うと歌謡曲の人だからなあ、自分。

で、その曲の数々、上から目線で言わせてもらうなら、悪くはないが、本人自身が言っているようにボーカルの声が気持ちよく聞かせない。滑舌悪いしサビに伸び感ないし(サビないか?)。ただ曲はそういう足し算引き算だけで成り立つ物ではないから、ライブバンドとしては物凄い熱量を秘めているのは傍から見てても分かった。

ニューロティカを知っている人がもっと演奏シーンを増やしてほしいとツイッターで呟いていた。演奏が半分、残りはイノウエアツシの人となりを掘り下げるための本人への密着撮影と周囲の人々へのインタビューで成り立っている。とても手際よく要所要所ちゃんとまとまっているが、そこでイノウエアツシの人となりを知る事がバンド「ニューロティカ」の演奏の気持ちよさと別に繋がらないのがこの映画の弱さかもしれない。インタビュー部分は浪花節だが、ライブに立つとイノウエアツシはそういう浮世の一切合財を捨てて歌っているように見える。だから二つが相乗効果をあげて面白くならない。相乗効果を上げさせるためには、ただライブ映像を挿し込むのではなく、「浮世を捨てる」部分が明確に描写されないといけないのではないだろうか。そこは私見では見当たらなかった。

・・・映画見て、結局、彼が何でピエロの格好で歌うかという
根源的な謎が解明されないんだけど、それはいいのか?
世界中の誰もが知っているから、あえて聞かないのか?
世界中の誰もが知っている事でも、あえて聞いて記録に残すのがドキュメンタリーじゃないか?


【銭】
映画ファン感謝デーに観て1100円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
あっちゃん@ぴあ映画生活
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