ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『メトロレディーブルース』を下高井戸シネマで観て、作品は面白いが、劇場を運動の場にするのは好きじゃない★★★

五つ星評価で【★★★東京メトロ売店で働く女性の労働争議】

『メトロレディーブルース』 2013年7月26分
『続メトロレディーブルース』2014年7月40分
2本のドキュメンタリーによる上映。

東京メトロ売店で働く非正規雇用女性は同じ仕事をしているにも関わらず、雇用条件の格差がひどい。その雇用条件を是正しようとする労働争議のドキュメンタリー映画。いわゆる「正義の為に権力を撃つ」系のドキュメンタリーなのだが、組合がない所から(組合素人から)、組合を立ち上げ、何を問題として争議するかなど、運動自体が分かりやすく説明されているので全く退屈する事がない。

おかしなところをおかしいと主張し、欲しいものを勝ち取っていく話。
組織がミニで5人という規模は撮影にもちょうど良い。
5人ともキャラが立っているが、みんな明るくギスギスしない。
その辺が作品の魅力だろう。

彼女たちを雇用している「メトロコマース」は東京メトロの子会社で、
今、会社は売店の数を縮小し、無人店舗を増やそうとしている。
そんな逆境の中で、彼女たちは裁判に踏み切るが、
映画の外の世界の話で、メトロとローソンが提携して、
地下鉄ホームにローソン店舗を設置する事が決まった。
今後はメトロコマース売店は徐々にローソンに置き換わっていくだろう。
それを機に彼女たちの雇用は破棄されてしまうのか? 
まだまだ荒れそうな火種がくすぶってる状態である。

映画その物は面白かったが、プラスでオマケに付いてる質疑応答とかで、
「私もこういう労働争議をやっているんですが」という人がQAで
次々と質問するのは胡散臭くていやだ。
私自身は単に映画を見に来ているだけなのに、そういう人に囲まれると
無理やり労働運動に参加させられるような気がしてしまい、どうにもイヤなのだ。
別に嫌がる人を無理やり参加させたりしないのは分かっているのだが、
どうにもそういう気持ちが自分の中に沸いてしまう事がイヤなのだ。
身勝手なのは重々承知なのだが。


【銭】
ドキュメンタリー特集上映1300円をチラシ割引で100円引き。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
《『メトロレディーブルース』~東京メトロ売店・非正規女性のたたかい~》@ぴあ映画生活
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