ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『続・荒野の用心棒』『ミスター・ノーボディー』をシネマヴェーラ渋谷で観て、ドキドキあらあらふじき★★★★,★★

特集上映「イタリア萬歳Ⅱ」の1プログラム。

◆『続・荒野の用心棒』
五つ星評価で【★★★★フランコ・ネロ男くせえ】

フランコ・ネロが棺桶引っ張りながら歩いて、どう考えても大変だ。
そのネロがバリバリ強くて、金に汚くて、ラスト近くで念仏の鉄みたいになって、それでもなすべき事は成しとげる、ってかっけーの何のって。

主題歌の「ジャンゴ」も響くが、美術スタッフの力も侮れない。
どのカットで映る背景から小道具までかっこよさの極致。
ベチョベチョのぬかるみ西部劇ってのも他で見た事ないなー。
監督のコルブッチはそういう補かでらん事をするのが好きなんだろうなあ。
役者も端役までみんないい面構えしてる。
メキシコ人を殺した早撃ちの男(いい面構え)があんなにすぐ退場するなんて、
なんて贅沢な!
コルブッチ監督は『殺しが静かにやってくる』のラストにやられてるので、ラストは分かっていながらもドキドキした。


◆『ミスター・ノーボディー』
五つ星評価で【★★珍作】
割とこれが好きになれないのは、オールマイティーなふざけた手合いが嫌いだというのがある。終始ふざけている主人公はジャッキー・チェンっぽいが、チェンより5年くらい早い。時代がこういう軟派な主人公を求めていたという事かもしれない。こいつが陰で努力した結果そうなったんだろうけど、そんな事おくびにも乳首にも出さず、天賦の才のようにホイホイ危機を切り抜けてしまうのはちょっと苦い目を多く味わってきた大人としてはムカムカしてしまあのである。
あと、妖精のようなノーボディーに合わせたテーマ曲が「みんな仲良しチャッチャッチャッ」みたいなメロディーでかっこ悪い。おらあ、マカロニはリアルじゃなくてもいいから、ひたすらかっこいい映画が見たいのだ(マンガの『ブラック・ジョーク』に似てるかもしれない)。

今だったら「ノーバディ」だろうけど昔なので「ノーボディ」なのだな。

ヘンリー・フォンダはギョロ目じゃないけど仲代達矢に似てる。


【銭】
シネマヴェーラの会員割引で1000円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
続・荒野の用心棒@ぴあ映画生活
ミスター・ノーボディ@ぴあ映画生活
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