ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『蟲師 特別篇 鈴の雫』をシネ・リーブル池袋2(右)で観て、しっかり作ってあるとは思うふじき★★

五つ星評価で【★★好き嫌いでいうとリズムが合わない映画で今一。ただ、このテンポを感じさせないリズムは意図的な物だろうから好きな人は嵌ると思う】

大友克之が大駄作実写映画を作ってしまったトラウマで見に行くのはやめようと思っていたのだが、ふらっとした気の迷いで見に行った。

原作のマンガとTVアニメは未読未見だが、おそらくこのアニメシリーズは原作マンガのテイストをちゃんと継承している。そうすると、私が見た大友のあのバラエティーのような大騒ぎは何だったのだろう。近世と地続きの明治がまだ抱えていた田舎の村が醸し出す「幽幻」さ、などがヒシヒシと伝わってくるようでアニメーション・スタッフは実にいい仕事をしている。そこで提示される人間が制御するなど思いもよらない自然の一面が、とても怖い。派手な表現は少ないが、淡々として書かれる積み重ねにホラー小説のような怖さがある。自然は生物に関して全て当価値並列に見る、そこに人間が考えているような「人間の尊厳」などは考慮されるべくもない。そういう制御できない「コトワリ」という理屈がホラーたりえる。

大変面白くも素晴らしくもあるが、個人的にはテンポとキャラの好みで絶賛する形は避けた。いい作品ではあるが、好みではないのだ。


【銭】
イベント上映1500円均一。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
蟲師 特別編「鈴の雫」@ぴあ映画生活
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