ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『キングスマン』をトーホーシネマス渋谷2で観て、マシュー・ヴォーンらしいなふじき★★★

五つ星評価で【★★★その「マシュー・ヴォーンらしさ」とは何か】

スタイリッシュ、かつ、モラルに興味がなく、小振りで小回りの効く話で攻めてくる。だと思う。

今回はスパイもの。
ロンドンの高級テイラー「キングスマン」は実はどの国家にも属さない
最強のスパイ組織。そのキングスマンと地球壊滅を目論む悪玉との戦いを描く。
『健全ロボ ダイミダラー』の美容室プリンス(美容室かつ地球防衛組織)
みたいなもんだな。
日本を舞台にしてリメイクするなら「しまむら」辺りか。

キングスマンが英国紳士というか白人。
敵対する紳士でない敵が黒人と東洋系の障碍者というのはわざとだろうか?
『戦場のメリー・クリスマス』で醜い弟への贖罪の為に
アジア人将校に優しく接する白人将校の構図とかを思い出した。
劣等種族の悪巧みに踊らされる白人は悪魔の指示に従って
自らの中に誘惑の実を仕込ませる(それは堕落の実アップル)。
ちなみにサミュエル・L・ジャクソン演じるヴァレンタインが
マクドナルドを美味しそうにパクつくシーンが印象的だが、
マクドナルドはユダヤ資本なんだそうな。
彼が根拠地とするアメリカその物がユダヤ人に牛耳られた国と解釈すると、
この戦いはユダヤを初めとする穢れた血の人々と
生まれ・家柄にこだわる白人純血主義者との戦いという事になる。

つまり「英国紳士」のように振る舞っているが、
その「英国紳士」的という外見を剥奪した時、
彼等はどの国にも属さない機関=自国を追われたナチスを指しているのではないか。
キングスマンは「マナー」が人を作ると言う。
だが、映画内ではどうすれば「マナーが身に付く」かは語られない。
「マナー」以上に感じ取れるのは「チームワーク」という名の「規律」。
だから言葉を置き換えて見る。「規律が人を作る」。
ナチス的、かつ、キングスマン的だ。

彼等の敵ヴァレンタインは無償でコンピューターのチップを配っている。
このチップはウィルスのように人を殺す。
彼の出自であるアメリカも滅んでしまう土地だ。
だが、逆にコンピューターのない土地は無影響だろう。
アフリカとかアジアとか。
最終的に、統制された白人社会に対して、無統制の有色人種系社会が勝利を収める戦争、それがこの映画で描かれた戦争ではないだろうか。

という絵解きはどうでしょう?

敵エージェント、ガゼルが無敵なのに顔がお芋ちゃんっぽいのが好き。


【銭】
トーホーシネマズフリーパス6本目。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
キングスマン@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
キングスマン@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
キングスマン@映画のブログ
キングスマン@徒然なるままに
キングスマン@ノルウェー暮らし・イン・原宿
キングスマン@yukarinの映画鑑賞ぷらす日記
キングスマン@ペパーミントの魔術師
キングスマン@或る日の出来事

PS 紳士を作るのは芦田愛菜らしいです。
PS2 王様に土下座して謝る映画「キングすまん!」
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