ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『ドローン・オブ・ウォー』をトーホーシネマズ新宿8で観て、なるほどイーサン・ホークふじき★★★★

五つ星評価で【★★★★イーサン・ホークに外れなし】
空飛ぶアラン・ドローンが大活躍。

ドラマ的に面白いかどうかより、こういう現実が今の戦争なのだと知るドキュメンタリー的な面白さを有する一本。なので、ラストまでの話の起伏や、ラストの収まり方などは「そうなりそうだな」という感じに進んで落ち着く。

イーサン・ホークがどこかのシンジくんみたいに
「目標をセンターに入れてスイッチ」みたいな状態になるのだが、
イーサンには「その操縦席に乗らないのならお前は不必要だから出ていけ」という父ちゃんや「私があなたを守るから」という超美少女はいないので、イスラムの使徒と基本、一人っきりで戦わなくてはいけない。近くに仲間や妻や命令者はいたとしても、結局、引金を引くのは彼の指に他ならない。

この行為にリスクはない。ボタンを押せばブラックボックスを経て相手が即死する。逆襲される事がない。それは安全であると同時に「自分もまた殺される立場にあるからこそ先に相手を殺す」という戦場ルールの放棄だ。では、これは戦争でなければ何なのか。「大量」という概念を取っ払った「虐殺」に他ならない。

この攻撃方法は日本で出版されたあるマンガに似てる。
『DEATH NOTE』
一切のリスクもなく、対象者を死に至らしめる。
米空軍は DEATH NOTE を手に入れたのだ。
マンガでは主人公が超人だったので、殺人の禁忌に狂ったりはしない。
常人が DEATH NOTE を手に入れたと言うより、
DEATH NOTE の一部にさせられたらという思考実験がこの映画だ。

原題の「GOOD KILL」がちょっと「GOD KILL」にも見えるという皮肉。


【銭】
トーホーシネマズフリーパス25本目。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
ドローン・オブ・ウォー@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
ドローン・オブ・ウォー@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
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