ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『罪の余白』をトーホーシネマズ新宿12で観て良すぎず悪すぎずふじき★★★

五つ星評価で【★★★★全体雑だがそこそこおもろい】

宣伝コピーが中途半端に合っていない所がドラマをつまらなくしている。

「事件か、事故か。死んだ娘の親友は悪魔でした。」
「心理を研究する者 vs 心理を操る者」

内野聖陽の心理学者(ってか、この人肉体労働者っぽいよなあ)と、
娘の親友・吉本実憂(ってか、この子スペースパトロール・ジャコに似てる)の
対立構造をコピーは煽るのだが、物語上の吉本実憂は何でも自由自在思い通りに動かせるような悪魔的な存在ではないし、「心理を操る者」というほどテクニカルな心理操作を行なう訳ではない。逆に、本能的に人を追い詰める操作を淡々と行なえる怖さはあるが、やり方はかなり場当たり的であり、場当たり的である故に研究分野にいる教授の対処は難しいかもしれない。教授は類例を論じる立場にはいても、臨床医のようにその場その場で処置処遇を行う職種ではないからだ。
吉本実憂に対して付けられた「命を弄ぶ邪悪な女子高生」というキャプションの一方的な決め付け具合が何か宣伝の迷走具合を見せつけられるかのようだ。君たち吉本実憂に何かひどい事でもされたのかい?

心理追求に対して着実に障壁を立てていくという争い方や、その崩し方は見ていて楽しめるが、内野聖陽が「おっさん」であるだけでアウェイ戦を戦わなければならないやるせない感じは自分も「おっさん」なので、げんなりした。

そのおっさんに優しく微笑んでくれる助手役の谷村美月(超ドジっ子属性っぽくてヤバい)がいたり、アウェイ真っ只中の女子高でフラットに対応してくれるクール・ビューティーJK葵わかながいたりで、キャスティング担当は中々いい目配せをしてるというか、いい感じで趣味のいい女好き感がうかがえる。

最終的には、このキャスティングの趣味の良さが作品を救ってる。


【銭】
トーホーシネマズフリーパス26本目。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
罪の余白@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
罪の余白@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
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