ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『NAGISA』をシネマヴェーラ渋谷で観て、けっこう内容満載の映画やねふじき★★

五つ星評価で【★★テンポが今一つ】
特集上映「小沼勝 わが映画人生」の1プログラム。
2000年の映画という事で15年前の作品。
確か吉祥寺のバウスシアターでかかっていたのを見逃したのだと思う。
あのロマンポルノでSMをいっぱい撮ってる小沼勝が子供映画をどう撮るか
という興味で観に行きたかったのだが、
いや本当、見逃した一本の映画に映画館で再び出あう事の難しさと言ったらない。

原作が村上もとかのマンガ(未読)。
そう言われると凄く村上もとか臭が漂ってくる。
マンガの絵柄がそのまま映画になってるような気が凄くする
(もちろん未読なので絵柄その物を知らない訳なのだが、匂いがするっぽい)

主人公のなぎさは小6。
松田まどかはロリで、タッパがあるけど、胸がペッタンコ。
色気がないのが村上もとかっぽい。
小6ライフをそこそこ満喫してる「なぎさ」の一夏の新しい出会いと別れを描く。
対人関係的には大きく三つに分けられる。
① 東京に行ってる成り上がりお嬢様とのヒエラルキー争いみたいな友情関係。
② 東京から来た虚弱少年に水泳を教える師弟関係。
③ 不良の姉御のBFへの初恋の憧れ。

けっこう色々な話が詰まっていて、なぎさ毎日忙しいなと見てて思った。
夏の間だけ背伸びしたなぎさは夏の終りとともに背伸びを止めて
普通の実年齢に戻っていく。急がなくてもその時は後から来るよ、みたいな映画。

そんなに悪くないけど、よくもない。
話が満載で当時の風俗見てるだけでも退屈はしないのだが、
「そこカット割らずに延々と撮るのか」みたいなカットが多かったりでテンポが悪かったりもするのだ。

発情期を迎えて、なぎさ家に寄り付かなくなった猫の話が回収されてない。
あの辺、それなりに少女なぎさの初めての発情期を表わしていて大事だと思うんだけど、適当やなあ。終盤、何匹かの猫の遠景が入ったけど、あれが猫が帰ってきた事を表わしてたんだろうか? 分からん。

15年前と基本、変わらない根岸季衣、柄本明、石丸謙二郎


【銭】
シネマヴェーラの会員割引+夜間一本割引で800円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
NAGISA/なぎさ@ぴあ映画生活
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://fjk78dead.blog.fc2.com/tb.php/4526-56540241
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad