ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『パパ、遺伝子組み換えってなあに?』をUPLINK ROOMで観て、これは怖いぞふじき★★★★(ネタバレ)

五つ星評価で【★★★★ドキュメンタリーは怖いのう】

ドラマではないんだけどネタバレ内容を含みます。

ここのところ、怖いドキュメンタリーの秀作に良く出あう。
これもそんな怖い映画の一本。
映画の題名を忘れてしまったのだが(※)、種子ビジネスを扱った映画があった。
種子ビジネスとは遺伝子組み換えを行った種子の特許を申請し、
その種子を使用した者から特許料を取り立てるビジネスだ。
ロビイ活動を行い、裁判にも湯水のように金を使い、
のさばっていく状態はとても気持ちが悪かった。
特許を申請した種子も生物なので、飛散し活動域を拡大しようとする。
拡大した農地が特許を取っていない種子を扱っている農家だった場合、
その農家が自分らの権益を犯し、勝手に特許を侵害したとして勝訴をもぎ取るのだ。
ムチャクチャである。

※ 『フード・インク』『キングコーン』だと思う。

で、ここまでが別の映画の話。
上記のような事をやっていたお陰で、
アメリカ内のコーン(遺伝子組み換え植物の一番手)の遺伝子組み換え率は
市場の9割を占めてしまった。

非・遺伝子組み換え食品を見つけようとしても見つからない。
口に入る物のほぼ全てに遺伝子組み換え作物が何らかの形で関与している。
そして、従前の映画では、遺伝子組み換え作物を使用した食品に対しての
有害性ははっきり証明されていなかった。この映画ではそれが証明されてしまう。
ラットから比例して人生の半分ほどの期間、この毒物を取り続けると
発癌リスクが物凄く上がる。体内に蓄積累積して30~40年。
顕在化していないのはアメリカがまだこれを蔓延させてから15年くらいだからだ。
だから、明確な因果の証明はできなくても、後、15年くらい経つと
アメリカの半数の人間が発癌するかもしれない。
対岸の火事ではない。日本だって同じだ。TPPが危ない。
アメリカ国内で売れなくなった遺伝子組み換えコーンが
日本に大量に売られるかもしれない。

とても恐ろしいのがこの遺伝子組み換え種子を扱っているモンサントという会社。
膨大な資金を使って、この事実を揉み消そうとしてくる。
もちろん「儲け」の為だ。

今、変身ヒーローの敵は地球を破壊しようとしたりするが、
全地球人の寿命が半分になる毒を垂れ流しにしながら
ぼろ儲けする会社の方が悪事を行う組織としてはリアルな分、悪辣に感じる。


【銭】
UPLINK見逃した映画特集1300円均一。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
パパ、遺伝子組み換えってなぁに?@ぴあ映画生活
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