ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『人生スイッチ』をギンレイホールで観て、ちょっとずつしょぼいのが嫌いじゃないよふじき★★★

五つ星評価で【★★★邦題がちょっと分からんでもない程度にこなれている】
アルゼンチンとスペインの合作映画。オムニバスで六篇からなる。
原題は『WILED TALES(野蛮な話)』
それぞれの人世の機微において押してはいけないスイッチがと言われると、
納得できる邦題である。

[1] 飛行機の乗客全員に共通点がある話。
[2] 勤め先のダイナーに親の仇がやって来る話。
[3] ドライバー同士の喧嘩話。
[4] レッカー駐禁に反対する男の話。
[5] 息子のひき逃げを揉み消そうとする男の話。
[6] 結婚式が瓦解していく話。

お気に入り順に[4][6][3][1][5][2]。下位三つはダンゴ状態。
[4][6]は「禍福は糾える縄の如し」でありながら、最後に希望が見えるのがいい。
そういう意味で[4][6]以外は話の膨らませ方は面白いけど、オチが適当。
[3]なんかはけっこうエンストした側に感情移入させられて面白いのに。
いや、ウンコはよくないよ。
人の頭の上にウンコするような奴は轢き殺してもいいだろ。
だから、[1]の飛行機が[3]の車を追い抜いて、航空無線で「田舎者」と言って、
[3]の田舎者が『Xミッション』よろしく空中で脱糞したら、
[1]の彼にももう少し親身になれたかもしれん。
[5]の轢き逃げ事件も発端がウンコだったらあんなに責められないだろうし、
[6]の結婚式も式内でウンコする奴がいたら、
それが誰であろうとそいつが一番のラスボスだ。
いやいや、本当にウンコはよくないよ。

そう言えば[4]も[6]も勧善懲悪じゃないか。ふじきさん単純。
[4]の身動きの取れないイライラ感が瓦解する感じを支持。
[6]の、もう行きつく所まで行ってしまえな感じも支持。
[6]は花嫁より花婿の浮気相手の方が断然美人というセオリー通りなのも良い。
なんかまんま「割れ鍋に綴じ蓋」ですなあ。
いや、「節操のないチンチンに開きっぱなしの鍋」と言おうか。

あと、チラシの惹句に
「『こんな映画みたことない!』
 2014年のカンヌ国際映画祭は、1本の映画に揺れた」
と書いてあるけど、カンヌの人たちは知らないかもしれないけど、
私はこれによく似た映画を知ってる。宣伝手掛けた人も若くて知らなかったか?

それは『バカヤロー』。納得行くっしょ。
みんな「バカヤロー」って叫びたがってるエピソードばっかだよ。
邦題が『バカヤロー in アルゼンチン』でも違和感ないもの。


【銭】
ギンレイホール、会員証で入場。同時上映の『さよなら、人類』は未見だが時間が合わず見逃してしまった(ギンレイなら無料で観れるのに)。みんなインフルエンザが悪いんやあ。

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▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
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