ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『劇場版selector』を新宿バルト9-8で観て、みんな何でそんなに簡単に戦っちゃうの?ふじき★★

五つ星評価で【★★何の為に努力してバトルするのかよう分からん】
元々は映画内で使われてるカードゲームがオリジナルで、
そこからTVアニメが作られ、この映画はそのTVの再編集版ではなく、
違う物語が展開していく新解釈版なんだそうである。ゲームもアニメも未見。

さて、このゲームの外側のシステムがよく分からない。
与えられたカードデッキに戦闘用の人格が宿っていると
「selector」として選ばれた戦士であり、
彼女ら同士が戦う「selector battle」の戦果に見合った願いを適える事が出来る。
但し、戦果が伴わないと、それ相応の負荷(呪い)も受ける。
『ハイランダー』とか『仮面ライダー龍騎』みたいな勝てば官軍システムだが、このシステムを保証する者もいず、勝利の実例もはっきり見る事ができなそうな、伝聞頼りのシステムが何で成り立つのかが私にはよく分からない。要は「何でも望みを適える事ができる」の部分がとても脆弱だし、その脆弱さは公示されない。そういう実例は今までもいくらでもあったのに何故学ばない、女子高生! 一見、遊びと思わせてシステムその物が呪詛である「コックリさん」とか、システムその物が女子高生を資源として食い物にする前提である『魔法少女マドカ・マギカ』とか、そういう所にヌケヌケと足を踏み入れてはいけない。
大体、そのシステムを構築した者から、褒賞が与えられるかどうかが決まる事を口約束されているとしても、それが守られる保証は誰がするのだ?

と言うのが、このバトルゲームを核にしたアニメに対する一番の違和感だ。
最終的に、少女達(その代表人格)はシステムの始原まで行き、システムその物の停止を直訴する。おそらく、その直訴は願いとして有効と取られたのだろうが、上から塗りつぶされて是正された世界は元の世界と違っている。それでも到達した世界は一つの希望なのだという。本当か。実はこういう歪みが起こる原因その物が何も解決していない気がしてならない。

精神的に病んだキャラの描き方が容赦なくて気持ち悪い。
カードバトルの描写が戦闘用人格への衝撃波合戦みたいで面白味がない。
そして、何か咀嚼しきれてない自分を感じる。
咀嚼しきるほどの繋がりも付きあいもないから、
これ以上手を出さんでも、まあよかろう。


【銭】
チケット屋で額面1500円の前売券を900円でGET。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
劇場版 selector destructed WIXOSS@ぴあ映画生活
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://fjk78dead.blog.fc2.com/tb.php/4610-12ff2cda
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad