ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『検事霧島三郎』を神保町シアターで観て、やはり当事者を事件担当に据えてはいかんぜよふじき★★

特集「横溝正史と謎解き映画の快楽Ⅱ 本格推理作家の世界」から1プログラム。

五つ星評価で【★★宇津井健と霧立はるみがセックスしたくてしたくてたまらない風】

私、個人的に宇津井健の「むっちりした魅力」が全く分からない。
あまり頭が良さそうに見えないけど誠実そうなキャラがいいのか?
けっこう、この映画の中で、いい人そうに見えて悪い奴限定で騙したりもするし、
職務の為に「女を抱擁」なんてヘッチャラなんで、純朴そうにも見えなかったし。

婚約者の父が犯罪の容疑者になってしまった為、
検事の宇津井健は婚約者の霧立はるみとプライベートで会う事を禁じられた上、
事件の担当検事にさせられてしまうのである。
いやいや、関係者に捜査をさせちゃいかんでしょ。
特にこの主人公の霧島三郎は、
発生した事件に対して大きな利益譲渡が発生する関係にあるのだし。
おいおいおいおい。

それにしても、宇津井健と霧立はるみのラブラブ演技が暑っ苦しくて
もう本当にセックスしたくてたまらない二人なのだな。
そんな二人に「会ってはいけない」とタブーを与えるなんて
ある意味「プレイ」その物。ああもう、じれったくて鬱陶しかった。
このタブーを与えつつ、事件から宇津井健を外さず、積極的に登用していく
狂気の上司を演じたのが宮口精二。『七人の侍』の寡黙な武士である。
おいおいいやいや、そんな「やればできる」という精神論だけで
事件関係者を捜査担当者に据えちゃダメだよ。

婚約者の霧立はるみは茹で卵みたいな「つるん」っぽさがあって可愛いのだけど、
今目線で見てしまうと、全て男とか夫頼みの自立できない女。
「ああ、私、もう耐えられないわ。三郎さま、お願いですから私を抱いて」的な。
だーかーらー、ダメ言うとるやんけ。
ただひたすら自分の愛に溺れる役柄にイラっと来る。
昔はこれがナイスな女の子像だったんだろうな。
細長い縦ベクトルのない、坂下千里子っぽい顔立ちでした。
いや、顔は好きなタイプなんだけど。

成田三樹夫が霧立はるみの兄役。
どう見ても同じ遺伝子の結合した結果には見えない。
まあ、成田三樹夫は出てるの見れるだけで何か楽しくなるからOK。
船越英二も川崎敬三もいい感じで見てるだけで楽しくなってOK。
川崎敬三は宇津井健よりよっぽどいい演技してると思う。


【銭】
神保町シアター正規入場料金1200円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
検事霧島三郎@ぴあ映画生活
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