ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『ザ・ブリザード』をトーホーシネマズ六本木5で観て、あの解決方法はないんでないかふじき★★

五つ星評価で【★★「生存者32人。救助艇の定員12人。」これを宣伝コピーとして打ち出すのは一般常識として良くないと思う(見れば分かる)】
上記の宣伝コピーに関する解決方法に唖然としてしまった。

救助艇の内湾から外海に出る際のスリル&サスペンス
タンカーでの生き残りのドラマなどなど見せ場はいっぱいあるのに
全体的に、無理に付けなくてもいい恋愛ドラマの型枠に嵌めたりして、
とってもディズニーらしく
「どや、これがお金の取れるコンテンツや」
とでも言ってるかのように隙がない。隙がないけど今一燃えるところもない。

定石的な話で言うと、これは救助に行く者と救助を待つ者双方のリーダーの復権の物語である。救助に行く者は過去の失敗から周囲にその手腕を信用されていない。救助を待つ者は船の事を一番周知しているにもかかわらず、その内向気質から船員全員の信用を得ていない。
彼等の頑張りと復権を描く物語なのであるが、ちょっと手違いがあったのか、復権前の「何でそうなったのか。どれほど信用がないのか」と言う事がパッと分かるように整理して描かれていない。だから、その落差に対してカタルシスを感じられないのだ。
特に、救助に行く者に関しては、この落差を明確に出さないと、運が良かったから技量は普通だけど何となく救助出来ちゃったみたいに見えなくもない。

って事でディズニーさんが
「どや、これがお金の取れるコンテンツや」
と胸を張りそうな、この映画はデリケートな部分でちーとばかしあかんかったのでした。

というか、そういや、救助で助かる根拠が薄弱だよな。
というか、あの自己中女も俺はタイプとして嫌いだな
(間違えられるもう一人の女の子の方が好き)。

多分、あっという間にシネコンの興行回数が減って、やっとの思いで時間に都合付けて見に行っての体たらくだったので、更に鬱憤たまった目になってしまっているのかもしれない。


【銭】
映画ファン感謝デーで1100円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
ザ・ブリザード@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
ザ・ブリザード@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
ザ・ブリザード@ここなつ映画レビュー

PS 題名を『ザ・ブリトニースピアーズ』にしたらどうだろう。
 風速40m超の吹雪と20m超の高浪を伴うブリトニースピアーズ
 なんか面白そうだ。
 そのブリトニースピアーズに挑む救助隊はわずか4名。
 巨大なブリトニースピアーズに対抗する救助艇は小さな木製ボート。
 本当に見たくなってきた。
PS2 『オデッセイ』がヒットしたのにあやかって、主人公を前向きバカにして
 水難救助ダッシュ村にしたらヒットしたかも。
PS3 ここなつ映画レビューさんによると
 『ザ・ブリザード』『白鯨との闘い』の舞台は
 同じマサチューセッツ州なんだそうです。
 救助が成功したかと思ったら、あの白鯨が襲って来たら、とても怖いぞ。
 いや、陸地が見つからずに漂流して、
 人としてのタブーを犯す展開になる方が怖いか。
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